じ ゅ う よ ん 。 ページ15
George side
｢ねえ、ジョージ寒い？｣
G｢あー、ちょっと寒いなw｣
先を歩くジローとみのの後ろを腹痛を訴えるAとゆっくり歩きながら突然の質問に答える。
G｢あ、冷えて腹痛いの？｣
｢ううん、違うの。｣
さっきまでの陽気なテンションじゃなくなってる。
こうゆう時は決まって女子の日になった時。
G｢コラボ別の日にしてもらう？｣
｢え、それは悪いし大丈夫だよ…！｣
A的にも大好きなYouTuberとのコラボだから行きたいの一心で食らいついてるんだも思う。
普段女子の日になった時ははじめの2日間は立ち上がるのもやっとなくらい。
一緒に住んでて何度も見てきたから分かること。
多分こいつは今必死に歩いてる。
｢うっ…｣
G｢おいっ！大丈夫かよ…？｣
お腹を抑えながら立ちくらんだAを支える。
俺の声が聞こえたのか先を歩いていたジローとみのも駆け寄って来た。
M｢A？！大丈夫？！｣
G｢多分こいつ女子の日。｣
J｢あ、まじか…、俺らに隠すことねぇじゃん？｣
｢バレたらコラボなくなるかなって…思って…！｣
泣きそうになりながらごめん。と謝るA。
ジローとみのに俺の荷物とAの荷物をほい。と言いながら渡す。
G｢俺の背中乗れ。｣
そこにいる全員がえ？と声を揃えて発する。
｢歩く…！｣
G｢しつこいぞ、乗れ。｣
｢私重いよ…？｣
J｢いや、それはないw｣
G｢お前くらいまだ担げる体力くらいあるわ！w｣
ごめんね。と言いながら俺の背中に寄りかかるA。
あと少し歩けば目的地。
俺の背中で謝るお前を宥めながら目的地に向かい歩いた。
ｰｰｰ
あなた side
ｼ｢いらっしゃい、Aちゃんお腹痛いって？｣
G｢あ…？なんで知ってんの？w｣
J｢俺が連絡しといた〜｣
ただの腹痛ってことにしてる。と小声で私達に教えてくれるジロー。
こうゆうとこ、無駄に優しくてすき。
ｼ｢ダボとモトキがまだ来てないから、寝転んでていいから！｣
ﾏ｢なんか温かい飲み物いる？｣
G｢あ、俺買ってくるよ、温かいお茶でいいか？｣
｢あ、うん…！ありがとう…！｣
丸まって寝転ぶ私に毛布を出してきてくれたシルクがそっと掛けてくれる。
ｼ｢大丈夫なの…？｣
J｢こいつ腹弱くてさ、たまに激痛走るみたいでw｣
｢ちょっと…！｣
M｢ジロー、言い方を考えろw｣
勘のいいシルクは激痛とゆうキーワードであ、そっち？と早くも女子の日とゆうことに気づいたみたい。
ｰｰｰ
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作者名：葉。 | 作成日時：2018年3月5日 21時
