じ ゅ う 。 ページ11
撮影も終わりスタジオを出ると空は茜色。
｢私ちょっと買い物行きたいから皆先に帰ってていいよ！｣
M｢ひとりで行くの？｣
｢うん！｣
M｢久々の日本だし…その、大丈夫…？｣
お兄ちゃんが心配そうに私に尋ねてくる。
｢大丈夫だよ？｣
微笑んで言ってみる。
J｢まあ、もう子供じゃねぇんだからいいんじゃね？w｣
G｢でも変な奴らに絡まれたらどーすんだよ｣
｢私にだってスルースキルとゆうやつくらいついてるよ？！大丈夫！w｣
心配するジョージとお兄ちゃんを宥めながらジローが行きな。と言ってくれ
なんとか別行動することに成功。
私はある人達と待ち合わせをしていた。
ｰｰｰ
｢あ！もしもし？駅着いた！｣
？｢おっけい、今こっちも合流したからすぐ行くね、待ってて！｣
しばらくすると目の前に見慣れた人達がやって来る。
？｢A！｣
｢あ！みっくん！りっくん！｣
2人の元へ駆け寄り一斉に抱きつく。
驚くものの私を受け止めてくれる2人。
アバンティーズのみっくんことツリメと
りっくんことリクヲ。
2人とは高校生の時から仲がいい。
T｢どう？久々の日本は。｣
｢割と快適！｣
R｢長旅、ご苦労さま！｣
｢ありがと〜！｣
2人に連れられ近くのファミレスへと足を運ぶ。
T｢また近々会えるけどその時はこーやってゆっくり話せないもんね、時間作れてよかった〜｣
R｢ほんと久しぶりだよね、元気そうで何よりw｣
｢毎日楽しくしてるよ！いつも気にかけてくれてありがとう…！｣
改まってお礼を言う私にいきなりなんだよ〜。と笑い合う2人。
どん底の時の私を知ってる故にいつも私のことを気にかけてくれる2人は
私にとって大切な存在。
T｢で、どうしたの？｣
｢え？｣
T｢急に会いたいだなんて何かあったのかな〜って思って｣
R｢そう、昨日突然連絡来てびっくりしたよ〜｣
昨夜、ホテルに着きすぐくらいに私は2人に連絡を取っていた。
｢あ、あのね、ちょっと相談したいことがあって…！｣
頭の上にはてなマークが似合うような顔をして2人が私を見てくる。
｢実はね…｣
2人にはジョージにデートに誘われたことなどを話した。
｢それで服装とかどうしようって思ってて…、良かったら今から買い物ついてきてくれないかな〜って…！｣
2人がにやにやしながら私を見てくる。
｢な、なに！｣
T｢好きなの…？w｣
一瞬顔が熱くなる気がした。
｢は〜？！w私が？！あのちんちくりんを？！w｣
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作者名：葉。 | 作成日時：2018年3月5日 21時
