最年長に翻弄される、末っ子 ページ6
hikaru.side
『あー、ふっか様かっこいい。』
そう言いながら楽屋で自分たちのライブDVDを見ているA。
岩本「ねぇ、目の前に本物がいるんだから、本物見ればいいんじゃないの？」
同じ楽屋に、ふっかがいるのに本人は画面の中のふっかに夢中だから、ついつい本音が出てしまった。
『いや、辰哉君はステージに立つとさらに輝きを増すタイプなの！これはDVDでしか味わえないんだから。』
そう言いながら、画面を食い入るように見るA。
歌唱中やライブ中は、ふっかのことを見すぎるとパフォーマンスどころじゃなくなるからと、平静を保つためにできるだけ見ないようにしているらしい。
『あー、本当ここ最高に、メロい。』
そう言って、ふっかの同じシーンを何度も見返しているAは、正直言ってただのファンだと思う。(まあ、ライブ中にこれを隠しながら普通にパフォーマンスしてるからまだマシか。)
その様子を見ていた佐久間が、Aに引っ付くようにしてその隣に座った。
「ねぇ、Aって、マジでふっかにしか興味ないの？」
『うん。当たり前じゃん。』
食い気味に答えるA。
佐久間「まわりには男いっぱいいるじゃん。ふっかは無理なんだし、他でもいいんじゃない？」
佐久間の言葉の真意は、また別のところにあるような気がするけど、Aはすぐに
『えー、辰哉君を越える人はいないもん。誰1人足元にも及ばないし、論外！』と言い切った。
ラウ「本当ぞっこんだよね。
Aは、ふっかさんのどこがいいんだろうね。」
深澤「おい、聞こえてる、聞こえてる。」
ラウ「ごめーん。」
向井「でも、廉や元太でもダメなんやから、そりゃあみんなダメやろな。」
あれだけ、いろんな人に好意を向けられてても、ひたすらふっかを追い続けているAだから、他の人なんて、思いもつかない。
そう思っていたら、『あー。この人なら、って人は1人だけいるかも。』とAが呟くから楽屋が一瞬でシンとした。
(そして、俺はふっかがゲームをする手を止めたのにも、気付いてしまった。)
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miku m(プロフ) - お話が更新される度に次はどうなるの？とハラハラしながら読ませてもらってます。今後の展開も楽しみにしてます。 (57分前) (
レス) @page30 id: 679e65a2a7 (このIDを非表示/違反報告)
りな(プロフ) - sy615さん» 涙が出るほど感情移入してもらえて嬉しい限りです。私もかなり世界観に没入しながら書くので苦しすぎて息ができないです。笑 でも感想もらえると少し引き戻していただけるので書き進められます！ありがとうございます！ (2時間前) (レス) id: 1b6e5efffe (このIDを非表示/違反報告)
りな(プロフ) - Misakenさん» ありがとうございます！ゆるゆると自分のペースで頑張ろうと思います！！感想もらえると力になるので、本当にありがとうございます。 (2時間前) (レス) id: 1b6e5efffe (このIDを非表示/違反報告)
りな(プロフ) - ゆなさん» 楽しみに頑張ってもらえているなんて嬉しい言葉をありがとうございます。わたしもゆるゆるとまた頑張ろうと思います！ (2時間前) (レス) id: 1b6e5efffe (このIDを非表示/違反報告)
りな(プロフ) - lovelove1258さん» 1番楽しみ、と言われるととても嬉しいです！更新できるようにゆるゆると頑張ります！ (2時間前) (レス) id: 1b6e5efffe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りんりん | 作成日時：2025年7月5日 18時
