僕の体【Fischer's】

久しぶりの動画 ページ16

モトキside

「…ﾊﾟﾁ」

笑い声が聞こえて目が覚めた

どのくらい寝てたんだろう…

ちょっと頭痛が酷くなってきた

…そういえば、皆は？

頭を上手く動かせないため目線を横にやった

そこには


シ「どうもフィッシャーズシルクです！」

マ「ましぁい!!!」

ダ「ノアレス(？)」

ン「ンダホ!!!」

ぺ「吉田」

ザ「ザカオですw」

シ「カオスな挨拶から始まりました。よろしくお願いします。」

マ「皆ふざけまくってたしw」

ダ「お前も人の事言えねーからな!?w」

全「www」


…なんだ。楽しそうじゃん

俺がいても居なくても変わらないFischer's

それがなんだか心地いい

「…ﾌﾌｯ」

皆が面白い事をやるもんだから迷わず笑っちゃった

その笑い声は皆には聞こえてないと思ったら

マ「あ！モトキ起きた！」

…なんで聞こえてんのこの地獄耳w

流石マサイ人←

シ「おー！起きたか！」

ぺ「吉田カメラ回す！」

皆が一斉に寄ってきた

ぺ「久しぶりのもっきゅんです！」

カメラを向けられた

その隙にもマサイは体温計を俺の脇に挟む

「や、っ、ほ、ー」

微かに動く手を動かした

ン「手動かせるんだ！」

ﾋﾟﾋﾟﾋﾞ…

マ「39.0！？

ちょっと熱やばくね!?」

そんなにあんの!?Σ(ﾟﾛﾟ;)

シ「苦しくないのか？」

俺は首を縦にふって

「あ、た、ま」

ダ「頭痛が酷いんだな

とりあえず冷たいタオル取り替るぞ」

「(｡_｡`)ｺｸ」

ぺ「もっきゅんは頑張ってますので

応援よろしくお願いします！」

ザ「ぺけがまとめ役!?Σ(ﾟﾛﾟ;)」

ぺ「なんでびっくり!?」

シ「珍しっw」

…何やってんだかこの人達はw

シ「何か一言！」

と言って手のマイクを俺に向けてきた

「な、いw」

シ「えぇぇ!!!Σ(ﾟﾛﾟ;)」

ン「もっきゅんらしいw」

ぺ「じゃあ皆！視聴者に向けてあの言葉を！」

あ！あれね！

「マ、サ、イ」

俺はマサイを呼んで

マ「ん？」

「お、れ、の、手、を、あ、げ、て、ほ、し、い」

マ「…あぁ！」

流石マサイ。俺のやりたい事分かってる

シ「じゃあ行くぞー！

せーのっ！」


全「アデュー!!!」



マサイが上げてくれた手を俺は頑張ってアデューの形にした
ーーー
シルクside

次の日。オレは病院へ向かった

昨日撮った動画をアップしたから

俺はパソコンを見せようとした

ｶﾞﾗﾗ…

「モトキ！見て！どんどんあがって…る」

ｶﾞｯｼｬﾝ

「モト、キ？」

目の前で見たのは




手首から血を出して倒れているモトキの姿だった

どうして…？→←忍び寄る危険

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