第２７話 ブレックファースト・ミーティング１ ページ27
ダイニングに続くドアを開けると、ルー君とフリッツさんが既にそこに居て朝食が来るのを今か今かと待っていた。
「おはようルー君、フリッツさん」
「おはようエラちゃん」
「おー、おはようエラ」
椅子に座って、私も朝食を待つ事にした。グラスに注がれたジュースを一口……あっ、これグレープフルーツのジュースだ！！ 甘酸っぱくてサッパリと美味しい。グレープフルーツ最高。
それにしても、昨日と同じようにティアナさんともう一人……私達と同じ"お客様"は来ていない。もう朝ごはんを食べ終わっちゃったとか？ は、早起きだなあ……
「お待たせいたしましたお客様。朝食でございます」
ホルストさんがワゴンと共にやって来た。お待ちかねでしたよ朝ご飯〜！ お腹空いていたんだあ。
今日の朝ご飯は昨日のローストビーフとレタスをはさんだサンドイッチ。
これって全人類共通だと思うけれど、自分で作らない朝ご飯って自分で作る朝ご飯より美味しく感じるよね。なんでかな、手間がなくて楽だからかな。
フワフワの食パンとお肉とよく水が切られたレタスがよく合う。朝の寝ぼけた胃袋を目覚めさせてくれる美味しさだなあ。グレープフルーツジュースとも合うし、良いねえ。
──さっきからご飯のことしか言っていないような……
第２８話 ブレックファースト・ミーティング２→←第２６話 夢から覚めて一日が始まる１
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 3人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ルツ・ヒューイット(プロフ) - ぼうきれ/新藤緋色さん» なるほど、ありがとうございます！ (2021年4月3日 18時) (
レス) id: 8219e67f68 (このIDを非表示/違反報告)
ぼうきれ/新藤緋色(プロフ) - ルツ・ヒューイットさん» 確か、エラという名前には美しいという意味があったはずです。平凡な見た目でも芯の真っ直ぐな美しい子、というイメージで名付けました。 (2021年4月3日 18時) (レス) id: 5f459e3a39 (このIDを非表示/違反報告)
ルツ・ヒューイット(プロフ) - 主人公のエラちゃんのお名前って可愛いですよね。この名前にしようと思ったきっかけは何ですか？ (2021年4月3日 18時) (レス) id: 8219e67f68 (このIDを非表示/違反報告)
ぼうきれ/新藤緋色(プロフ) - ルツ・ヒューイットさん» そこら辺もまだ語れません……今後に乞うご期待です！ (2020年11月4日 10時) (レス) id: 9dfed805b5 (このIDを非表示/違反報告)
ルツ・ヒューイット(プロフ) - そういえば思った事ですが、幽霊や心霊現象も含まれますか？ (2020年11月4日 7時) (レス) id: ac128bc03f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：新藤緋色 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/homepageofSHS/
作成日時：2020年3月29日 23時
