【銀魂】黒髪警察の寵愛

92［ため息のわけ］ ページ2

二人ともベットに倒れ込み天井を見上げたまま話を始める






坂田｢で､Aちゃんはなんでため息ついてたのさ｣









坂田の質問に答えが困るA。

普通ならすぐ適当な答えを導き出せるのに今はそれどころじゃない。

今...もう...もしかしたらあの女が土方と一緒に過ごしているかもしれない

なんて考えているうちに黙り込んで30秒くらいたってしまった

これは坂田を余計に心配させてしまう事になる








A｢あー...えーと...疲れた｣

坂田｢疲れてんならこんな悲しそうな顔しねーよ｣








坂田はゆっくり起き上がって寝転ぶAの頬をつついてはプニプニ押した

坂田の冷たい手にピクリと肩が揺れた








坂田｢ため息の理由...もしかして好きな人とか関係してる？｣









一瞬、はっとしたようにAの顔色が変わる｡それを坂田は見逃さず

慌てたように起き上がったAを見ると探るように口を開いた








坂田｢その人となんかあった？｣








ふるふるとAは首を横に振り坂田は再び考えて







坂田｢じゃあ他の人と一緒に居るの、見たとか｣

A｢ぶふッ！！｣








坂田の質問に盛大に吹き出した｡

吹き出したAを坂田はこんなわかり易い子がいるかと半目になった

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