マネージャーが無敵すぎて (ページ17)

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優勝しました。ページ17

余韻に浸るまもなく明日の練習のために練習室へみんなで向かう。

でもなんと俺らの車にヌナが！！(移動中)

あーかわいい。

『わ〜〜、今日は美味しいもんでも食べさせてあげたいめっちゃ。お腹すいたよね〜みんな〜』

ぷんすかモードだったらどうしようかと思ってたど、

この感じは甘えても良さそうではないかと俺は察知した。

MG「お腹減ったよヌナァァ」

どさくさに紛れてうなだれるように隣の席のヌナの膝に倒れ込む。

『わっ、声でかっ。てか重っ。暑っ。』

うん、全然ツンツンだった。

けど俺の髪の毛をふわふわ触ったりしてくれる。

なんだこのツンデレ。かわいい。

VN「ほんとお腹ペコペコ。」

『あいご〜ヌナが差し入れ持ってったげるね。』

Aヌナの手が、あっけなくハンソルの髪に吸い込まれていく。

俺の頭を置いてかないで、ヌナのおててよ。

SC「A。俺ら今日はもう練習して宿舎に帰るだけだから、無理すんな。お前寝てないだろ。」

『やぁ〜スンチョラ。平気よ〜。体力はあんたより自信あるしね〜』

まぁどうせ同じとこ帰るから一緒に乗ってくもん、とプリプリし始めた。かわいい。

そうそう。

ヌナは同じマンションの、違う階に住んでいるのだ。

ヌナがどれだけその部屋に帰れてるかは分からない。

WN「そういえば帰るって言って帰ってない日とかあるよねヌナ。」

『夜が激遅で朝が激早なだけ。』

WN「うそつき。」

SC「あぁ、一緒に帰ったほうが確実だな。」

『わ、自分で地雷ふみ抜いてた。』

ごめんて〜とヒョン達に可愛く謝るAヌナ。

Aヌナは自分の優先順位が低いタイプだから、

ご飯よりも寝る時間よりも、1番はSEVENTEENだ。

それは嬉しくもあり、心配でもある。

ヌナがいないと俺らは何も出来ないから、

だからこそ、無理しないでほしいんだよな。

ふと、95ヒョン達が羨ましいと思うことがある。

なんと言うか、ヌナと同じ目線に立てるから…かな…？

俺とヌナの2年の差。

埋めたい。もっと近づきたい。

そっとAヌナの頬に手を伸ばす。

『そう言えば、なんかミンギュ大人っぽくなったよね。』

MG「え………まじ？」

『うん、まじ。』

MG「…っしゃッ！！」

全力のガッツポーズ。

『わっ、うるさ。やっぱ子供。』

とか言いながらクスクス笑うヌナ。

かわいい。(n回目)

あ、この優しい笑顔に甘えられるのは年下の特権かもしれない。

ミンギュ、優勝しました。