マネージャーが無敵すぎて (ページ12)

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輝くお手伝い。ページ12

さてさて、切り替えてこう！！

今日は生放送だよ！！ドキドキの！！！

SG「ぬな、なんか知らんけどテンション間違ってる。」

『ほんとだ、やり直し。』

さて、気持ちを切り替えまして生放送の準備をします。

挨拶回りもリハーサルも終わったので、本番の時間まで待機。

振りの確認したりゲームしたりお菓子食べたり………

って、いつもはしてるんだけど、今日は雰囲気が違う。

さっきからジフナの様子がおかしかったのも同じ。

今日は、そう。

一位候補なのである。

みんなソワソワしてるし、、

緊張もいつも以上にしているな、こりゃ。

結果がどうであれ、あなた達はとてつもない努力をしているし、

それを見ていてくれる人は必ずいる。

だから大丈夫。

そう、声を掛けようかとも思った。

でも、なんか違うな。

ここは私の出番じゃない。

本番、ステージに立つのは彼らであって、評価されるのも彼らだ。

SEVENTEENが己の力で地に足つけて踏ん張るべきところなんだろう。

さっきまで過保護チョルだったリーダーも、表情が変わっていた。

SC「みんな、いったん集合。」

スンチョルの一声でみんなが集まる。

メンバーだけにしてあげたほうが良いな。

そう思ったとき

LO「俺ら出ようか。」

レオオッパがこっそり言ってきた。

『同じこと思ってた。ついでにお水追加で取りに行ってくるわ。たぶんいつもよりあの子達、ヘトヘトで帰ってくる気がするから。』

LO「おう。俺あいつらの弁当取りに行ってくるな。」

『おけ、よろしく。』

そう決めてからそれとなく動き出し、控室をあとにした。

LO「一位、取れると思うか。」

レオオッパが珍しく控えめに聞いてくる。

『もちろん。絶対取れるわよ、SEVENTEENなら。』

レオオッパを真っ直ぐ見ながら答える。

LO「俺も、そう思う。ただ…」

何か言いたそうにしてるのが分かったので、遮るようにすかさず加えた。

『一位を取って、これを通過点にしなきゃ。あの13人なら、いやあの13人だからこそ、もっと先まで行けるわよ。』

"13人"。わざと強調してみた。

そんな顔しないでよ、レオオッパ。

LO「、、そうだな。」

そう言いながら、クシャっと頭を撫でられる。

SEVENTEENの成功への想いは、レオオッパも一緒。

あなた達が輝くお手伝いなら、私らに任せてね。

出来ることは何でもするから。