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茉玲奈「はあ！？！？！？！？」
朝、一番に着いた教室。
ここでまれおを待ち構えて、正々堂々謝罪しよう。土下座の準備もしておこう。
なんなら、今から切腹用の刀も………なんて考えているうちにまれおが二番目に教室へとやってきたもんだから、躊躇なく土下座して「誠に申し訳ございませんでしたァ！！！」と叫んだ。
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そして、昨日の平野くん事件を事細かに説明して、話は一番最初に戻る。
茉玲奈「………平野くん、紹介してくれんなら許す」
「はっ、任して！！それは！！全然任して！！！！」
いや、全然任してはおかしいけど。私、五分？三分？も満たないうちに平野くんとお別れしたし、そこまで深い話してないけど。仲良くなれてないけど。
まあ、うん、シフト被ったらお願いできるよね。うん。悪い人じゃなさそうだし………
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茉玲奈「いいなあ、平野くんと同じバイト先」
「まれおも来る？」
茉玲奈「いやあ私、部活あるんだよなあ」
「ああ、そっか………」
�盒兇�んもなにか部活入ってんのかなあ。ってのと同時に昨日のことを思い出す。
昨日のひまわり、元気かなあ。
………今だったらひまわりだけ見に行ける？
「ごめん、まれお！ちょっと！ちょっとお花と戯れてくる！」
茉玲奈「なんだそれ？いってらっしゃーい」
最初は不思議そうな反応をしたものの、やっぱり長年の付き合いというのもあって、すぐにいつもの様子で私を自由にしてくれるまれおちゃん。
ほんと、いい友達持ったなあ、って実感するタイミングはおかしいけど。いい友達を持った。
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「あった、ここだ」
色んなお花が咲き誇っている中で、唯一なにも咲いていない場所。
分かりやすくてありがたい、なんて思いながら、まだ芽吹いていないひまわりの前にしゃがんでみる。
「やっぱり、いいなあ……�盒兇�んに育てられてるひまわり………」
こんなにマジマジとお花を見るなんて何年ぶりだろ。小学生のときに理科でやった植物観察以来じゃないか？雄蕊と雌蕊を見つけて、絵に描いて……みたいな。
一生上手く描けないのに、やけにシュッシュッて絵描ける風にしてたなあ。
そんなことを思いながら近くにあったジョウロに水を入れて、この花壇で咲き誇っているお花たちと�盒兇�んが植えたひまわりに水を飲ませた。
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時雨 桃(プロフ) - 海ちゃんの弟みにキュンキュンしながら読んでます( *´艸｀)更新楽しみにしてます！お身体に気を付けて下さいませ！ (2021年10月18日 16時) (
レス) id: ae4e9ffc84 (このIDを非表示/違反報告)
つき(プロフ) - かいとんさん» わあーーーー！！わざわざご感想？コメント？本当にありがとうございます；；すごく糧になりました。そして、大変長らくお待たせ致しました……！かいとんさんに笑ってもらえますように！キュンキュンしてもらえますように！ (2021年10月18日 3時) (レス) id: da3f129d26 (このIDを非表示/違反報告)
かいとん - 凄く面白くて可愛くてきゅんきゅんしながら読んでます！更新楽しみにしています！作者様のペースで頑張ってください！ (2021年10月4日 1時) (レス) id: fb912074b2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：つき | 作成日時：2021年9月9日 15時
