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「まずはちゃんと話さなくちゃ」『…怖いよ』「珍しく弱気だね」『…仕方ないって』 ページ39

in控室

裕翔の次に入って来た陸野に、メンバーは唖然。

隣のうらたぬきは失笑。


裕翔「はい皆聞いてね!この子は皆の友達の
 赤眼ちゃんね。この俺、海野裕翔の従妹」


坂田「うぇえ!!?」


裕翔「そして今回の非公表メンバーです!
 夢フェスはLLも出るからよろしく!」


そらる「えぇ…!?」


裕翔「そして突飛な話だけど本当の事を話す。
 これは真剣に聞いてください。

 Aは魔法が使える、そして人間じゃない
 姿に変わる事ができる。

 だから長崎から東京まで異次元の速さで
 来ることができるんだよ」


luz「信じられんわ…」ぽけー


志麻「俺は信じるよ」


『!…まーしぃ…』


裕翔「それは嬉しいな。早速だけどA。
 ここで獣になってみて?」


無茶言うなぁ。

なんて零しながらも陸野は一歩下がった。


『ん………すー…はー……』ぶるるるるっ


「「「!?」」」


人の姿だった陸野は、1度瞬きをした間に、見上げるほど大きな…美しい猛獣に姿を変えていた。

赤い(たてがみ)、透き透るような金色(こんじき)の目は微かに赤みがかっていた。

雄々しく、恐ろしいながらも、神々しさを放つ存在に…メンバーは言葉を失った。

その美しさに見惚れた。


『……こわい…?』


見た目とは裏腹に、弱々しい声。


志麻「いや…かっこええやん!」


不安を吹き飛ばす志麻の声に、他のメンバーもハッとした。


浦田「いやゲームに出てくるやつみたい…
 かっけぇ……乗ったら駄目?」


まふ「えっずるいですうらさん!」


センラ「魔法とか本当にあるんやねw
 でも憧れるなぁ、かっこええわ」


意外な好感触に陸野は宝石のような目を丸くさせた。

そして心の中で裕翔に感謝した。


『…ありがとう』


溢れてしまうほどに感謝した。


裕翔「じゃあ打ち合わせしようか。
 まず歌う曲の確認、あとペンライトでしょ、
 演出も考えないとだから…

 やることは沢山あるからな!」


『うんっ』

『まさかLLがフェスデビューか』「わたしたちぃー?」「最強だね」→←「ここが仕事場です」『でか…』



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ねる - あ、あの楽しみにしてます! (2019年1月15日 19時) (レス) id: 6b0daac0a7 (このIDを非表示/違反報告)
たつの(プロフ) - ありがとうございまーす! (2018年4月9日 19時) (レス) id: dee4fafba7 (このIDを非表示/違反報告)
シオン(プロフ) - はい。大丈夫です。(*´▽`*) (2018年4月9日 19時) (レス) id: d1462488f8 (このIDを非表示/違反報告)
たつの(プロフ) - シオンさん» お手数おかけいたしました。貼り付けられました!ありがとうございます。イメ画は作品の方で出してもよろしいでしょうか? (2018年4月9日 19時) (レス) id: dee4fafba7 (このIDを非表示/違反報告)
シオン(プロフ) - まあ、文の所長押ししてればコピーの表示出てきますよ。 (2018年4月9日 19時) (レス) id: d1462488f8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:たつの | 作成日時:2018年2月28日 18時

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