今日は、少し肌寒いですね。 _登坂広臣

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剛典の衣装部屋に駆け込み服を物色。




やばいやばい、時間時間。なんて思いながら選んだのは丈が長めのパーカーとポイッと置いてたスキニーパンツと白のキャップを合わせて着て鏡で確認してからリビングへダッシュ


剛典は洗面所で鏡見ながらチャラチャラアクセサリーをつけてる。


とりあえず一息ついてソファに座った。

剛「あ、もぅつくって」
「はーい」


剛典が家の戸締りをしだしたから私の荷物を引っ掴み先に玄関にでとく。


清潔感があって系統が統一されてる剛典の家はやっぱりて玄関でさえもオシャレなんだよね〜


なんて思いながら待ってると剛典が来たから一緒に玄関をでた。




剛「いや〜、それにしてもさ」
「うん」
剛「Aってほんと嘘つくの下手だよね」
「...はい？」

エレベーターの階数が表示されている数字を眺めながら剛典が唐突に言った。





「なんのことよ？」
剛「昨日もさずーっと「違うよ。臣くんは別に普通だよ」とか言ってたけど気になってるのバレバレだよ？」



「いやいやいや、普通だから普通って言ってんるんだもん」
剛「...顔に気になってます。って書いてるけど」


なんてグイッと顔を近づけて言ってからニヤッと笑ってエレベーターを降りていった。



...なんてやつだ。

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