_30 ページ30
「え...あ、私ですか?」
臣「お前以外に誰がいんだよ。」
少し眉間に皺を寄せている登坂さん。
臣「あのさ、ファンレター見せて。」
「えっ」
臣「いいから。」
有無を言わせない態度で私にむかって手を出す登坂さん。
その少し威圧的な態度に怯みソッと登坂さんの手に手紙をのせた。
登坂さんは無言で手紙を読み始めた。
私はただ逃げ出したくてたまらなかった。
私が弱いって分かられたようで、その通りだって認めるのが怖くて。
やっぱり私はただの臆病者だった。
臣「あのさ。この手紙のこと正しいと思う?」
臣「三代目のメンバーがこんなこと言った?
三代目は8人で三代目J Soul Brothersだってわかんないの?
なんで勝手に結論だすんだよ。」
「だっ...だってほんとのことですし。」
臣「誰もそんなこと思ってねーよ。いつでも頼れよ。そんなに俺達が頼りねーか。」
「ち、違います...」
登坂さんの言うことが正しくて自分が本当に情けなくて涙が次から次へとでてきた。
臣「俺達も心配なんだよ。」
自分だけで背負っていくものだと思ってた。
人にこんなことを言われたのは初めてだった。
登坂さんは私と同じ苦しそうなそれでいて歯痒そうな表情をしていた。
842人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「登坂広臣」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
美紀 - 作者さんもタメでいいよpart2も見るね (2018年6月2日 9時) (レス) id: 39e38305d9 (このIDを非表示/違反報告)
アネラ(プロフ) - 美紀さん» 読んでいただきありがとうございます!これからどんどん臣くんとの絡みも、メンバーとの絡みも多くしていくつもりですのでこれからも読んでいただけると嬉しいです!全然タメで大丈夫ですよ(Ü)そう言って頂けると本当に嬉しいです...。これからもよろしくお願いします! (2018年6月1日 23時) (レス) id: f145052226 (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - 三代目は臣君と岩ちゃんと今市君寄りのオールだよタメでごめんねこの小説最高 (2018年6月1日 17時) (レス) id: 39e38305d9 (このIDを非表示/違反報告)
アネラ(プロフ) - るたち。さん» 初めまして、読んでいただきありがとうございます!!これからも読んでいただけると嬉しいです!更新頑張ります!! (2017年12月19日 21時) (レス) id: f145052226 (このIDを非表示/違反報告)
るたち。(プロフ) - はじめまして´ω`*続きがとても気になります!更新、楽しみにしてます! (2017年12月18日 14時) (レス) id: 540a5da504 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:アネラ | 作成日時:2017年11月20日 0時