05 ページ6
持ってきた書類をドサッと用意された机に置くと、
もちろん、周りはギョッとしていた。
『朝、先生から頂いた書類です。』
kn「いや、なんでこんなに量が多いねん！
ショッピ君とチーノと全然違うやんけ！」
(関西弁よくわからない・・・)
gr「どういう事だ？トントン？」
生徒会長さんは、書記のトントンさんの方を向き質問する。
tn「先生にはきちんとそれぞれ平等に配れと言っといたんやけど、あのくそ教師が」
どうやら書類を渡してきた先生は気に入らない子に自分の仕事をさせる嫌な奴らしいが、私にとっては好都合！これからあの先生の前では嫌な態度とって仕事もらおうじゃないか！
os「その先生、前からやっていたから追い出してええんちゃう？」
な！？やめてくれ！私のキューピットを追い出すのか？てかオスマンさん余計な事いうなよ！
tn「まぁ、この話は後や。見たところ3人とも書類は完璧やな。もう一つ課題があるが、これはAさんにやってもらうわ。」
トントンさんはそう言い、さっきの倍の仕事を渡してきた。
tn「これを明日の朝までに提出よろしくな。
もし出来なかったらすぐに生徒会やめてもらうで。」
ut「トン氏鬼畜やなー。」
tn「うっさ。」
ut「あぁんﾁｭﾒﾀｲ！」
sha「きっしょ。」
なんて、こいつらは笑っているが私は内心パラダイス状態！朝の量より断然多いし内容もかなり凝っている。最高や！
やっぱ、トントンさん最高や！
でももうちょっと欲しい。
ここでまるで意地っ張りな感じ、いや、負けず嫌いみたいな感じで、
『これだけですか？こんなの今ここですぐに終わらせることできますよ！(事実)』
tn「は？」
おー怖いがこれも書類のためや！
sha「そこまで言うんなら俺のやれや。」
kn「俺のも。」
ut「あ、僕のもー。」
とみんな続々出してくる。
見ると期限が過ぎているもの、提出が明日のものなどのオンパレードだった。
こいつら仕事しないくせに生徒会に入るとか、大丈夫か？なんて心配してしまう。
生徒会の話は終わり鞄に書類を詰めて帰ろうとすると、コネシマが目の前に立った。
『・・・』
いきなり目の前に立たれた私はどうすればいい？
顔を上げなくても気配でコネシマさんとわかるが、怒っているかん半端ない。
ここは一歩私が下がるか。
社会人ぶつかりそうになったら自分から避ける！
皮肉たっぷりに大きく下がってはダメだ。
小さく一歩離れるが近づいてくる。
どうすればいいんだってばよ？
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1533人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「wrwrd」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
無名のゆう。 - 小説でこんなに爆笑したの、初めてです……w (6月21日 23時) (
レス) @page39 id: f98c154ca8 (このIDを非表示/違反報告)
Henry - のちさん» ありがとうございます！ (2020年6月3日 23時) (レス) id: 3dbd5e2e6f (このIDを非表示/違反報告)
のち(プロフ) - 声の良いパイセンです。読みました〜面白かったので一気読みしましたよ〜！続きは時間ある時にまた読みますね！ (2020年6月3日 1時) (レス) id: e5bc61a675 (このIDを非表示/違反報告)
Henry - ひなひなひなひなさん» いいな〜（笑） (2020年5月4日 8時) (レス) id: 3dbd5e2e6f (このIDを非表示/違反報告)
ひなひなひなひな - 関係ないけど，今日の夜ご飯牛タンでした。（） (2020年5月3日 21時) (レス) id: 2e0228b2c8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Henry | 作成日時：2020年3月19日 23時
