妹審神者⑤ (ページ4)

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204、実体化ページ4

こんな埃っぽい所に、刀がこんなに……

綺麗な地上に
刀を全て運び出した。

安「わぁ…結構あるね」

薬「そうだな」

刀にもホコリや土がついてしまっていて
失礼ながらそれを払い落とす。

1本1本刀を見てると……
どれも見覚えある刀ばかり

「この子達…実体化させて大丈夫かな？」

清「多分大丈夫…って所かな」

「あ、やっぱり？」

安「大丈夫！いざとなったら僕達いるから」

「ふふっそっか、ありがとう」

私は刀に手をかざした、

ピカっと光り
桜が舞う

現れた刀は…
何も言わず私を一瞬見て目を逸らした

清「燭台切じゃん無事だったんだ
よかった…今度の主「清光」」

まだ主と言うには早すぎる、
嫌な事を思い出させるのは良くない。

清光には悪いけど言葉を被せた。

「突然ごめんなさい、

私はここの本丸の刀剣男士さんを
助ける為にお邪魔してます。

慣れろとは言いませんし
害は与えませんのでそこはご心配なく！

その代わり、
不便があれば言ってくださいね」

何も言わず燭台切さんはそのまま
どこかへ行ってしまった

「行っちゃった…」