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229、治療 ページ29
太鼓鐘貞宗の刀を、
私は見つめて、神力を注いでみる。
神力を続けて使用してた上に、
怪我をしてるせいで
触れないと難しいくらい消耗していた、
触っていいかな…
チラチラと、4人の顔色を伺って。
「すみません、
ちょっと触れさせていただきますね？
失礼します…」
そーっと手を伸ばし、
両手でそっと触れた。
みんな黙って見守るだけで
触るなとは言われなかった
よかった、
安心して神力を流せば、
ゆっくりと刀が修復して行く
鶴「おお！すげぇな！すごいぞ！
光ってるぞ！こりゃ驚きだ！」
鶴丸が横で騒ぎ出す。
こっちの鶴丸はちょっとうるさいのかも？
私の神力ってやっぱり珍しいんだ。
なんて思ってれば
刀は綺麗に繋がり輝く
燭「すごいね…治せたのかい？」
「うーん……
輝きも出てるし、
大丈夫だと思いますけど…
念の為、傷がないか、
鞘まで確認してもらえますか？」
燭「うん、分かったよ」
鶴「へえ……あんなに曲がってたし、
折れてたのに…お前ほんとにすごいな」
燭「うん、傷はないね」
「よかった…
ちゃんと治せてればいいんですけど…
実体化させてみますね」
刀に手をかざした
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作者名：赤いうさぎ | 作成日時：2020年10月1日 23時
