227、変化 ページ27
向かって着いた先は
燭台切さん達のお部屋だった、
え、大丈夫かな？
鶴「おい、連れてきたぞ」
部屋の前でそう言ってから
ちらっと私を見てきた鶴丸
鶴「俺の横にいればいい」
そう言って、
部屋に入った鶴丸に続いて着いて行けず。
入っていいのか悩んで
おどおどしていれば
鶴丸に手を引かれて、やっと中へ入った。
「失礼します…」
部屋に入ると、既にしかれた座布団
鶴丸に誘導されて座る。
目の前には燭台切さん
大倶利伽羅さんと歌仙さんもいる。
燭「悪いね…呼び出してしまって」
「ぃぇ…」
声は柔らかい、
優しい声だと思う…
燭「まず、ずっと挨拶を無視して
申し訳なかった、
そして、
助けてくれてありがとう！
君は台所で会うようになってから
遠くから神力を飛ばして
僕の怪我を直してくれていただろ？
ずっと疑問に思っていてね、
たまたま遠くから
伽羅ちゃんの腕をじっと見た君が
怪我を治してるのを見てね。
分かりずらい場所だし
気付かないように治してる事に
とても驚いたよ」
歌「僕からも礼を言うよ、
本丸も綺麗になったし
最初こそ睨んでしまって申し訳ない、
君には雅を感じる。
僕も怪我を治してもらったね
ありがとう」
「いえ…とんでもないです…」
歌仙と燭台切さんがとっても優しい笑顔で
微笑んだ、
燭「ほら、
伽羅ちゃんも何か言ってあげて」
鶴「おいおい伽羅…
お礼ぐらい言えよ？」
「あ、いいんです！
私が勝手にした事ですから。
特に大倶利伽羅さんは
治療されるのをあまり望まない方なのは
知ってます。
痛々しい姿を見ていられなくて、
失礼ながら
私が勝手に治療してしまいました！
こちらこそ、
大変申し訳ないです」
4人は目を丸くした
大「いや…
そいつらの怪我までやってもらった、
礼を言う」
鶴「ほー…伽羅が珍しいな♪」
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作者名：赤いうさぎ | 作成日時：2020年10月1日 23時
