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「はぁ、レオナさーん?朝ですよー」

寮長の部屋の扉を開け目の前にある光景にラギーは目を見開いた。

何故か床に敷いた布団でレオナが寝ていて、いつもレオナが寝ていたベッドでAが寝ていた。


「ぇ、えぇ…ちょ、ちょっとAくん…」

『…ン』

「あの、なにが、あったんすか」

彼は目元を擦りレオナに視線を向けた。

『ボク、ノ、フトンチカク、ネタ、カラ』

「あー、んーー、何となくわかったッス。いつの間にか近くでレオナさんが寝てて布団に移動させてあげて君は寝る場所がないからベッドで寝てたってわけっすね」


頷きベッドから降り真っ黒なブーツを履いた。


「はいはい朝練して飯食って学校行きますよー。ジャックくーん!!!」

「ウッス、なんすか?」

扉から大柄な寮生が現れた。彼の姿を見て少し髪先を灰色に染めた。


「この子のこと、よろしくッス。同じクラスって聞いたし仲良くッスよー。レオナさんレオナさん!早く起きて下さい!!」

「グルルッ、うるせぇラギー」


レオナの方へ向かうラギー。
ジャックはAの方に視線を向けた。

「……来い」

武器を抱き締め、彼の後ろを着いて行った。


「お前、転校生か?」

『ウン』

「そうか。名前…なんだ?」

『A。アッチ、デ、8号、ハチ、ヨバレテル』

「8号?なんでだ?」

『ナンバー、10008、ダカラ』

「ナ、ナンバー?そうか、俺はジャックだ。よろしくな」


『…ジャック』

彼はシッポに視線を移し、武器で軽く突いた。

「っ?!な、なんだよ…」

『フサフサ、シテル』

「まぁ、狼のシッポだしな」

すると次は耳に武器を向けた。

「バッ、それ向けんな!」

『ソレハ』

「み、耳だよ…」

『見タコトナイ』

「まぁ、獣人だしな、お前の世界にはいねぇかもな。俺もお前みたいなやつ見たことねぇよ」

彼はAの少し丸みのある耳に触れた。


『ミ゛ッ…!』

「柔けぇな」

『ヤメロ、デス』

「わ、悪ぃ」

武器を向けられジャックは手を挙げ後ずさった。

彼は武器を降ろし俯き始めた。そんな彼をジャックは不思議な目で見ていた。



グゥ〜〜



少し大きめな腹の音がなった。


「……メシ、一緒に食うか」


小さく頷いた。

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アニキッズ - 最高❗ (5月7日 12時) (レス) @page25 id: e904a81891 (このIDを非表示/違反報告)
噂のキャンディー(プロフ) - すごく面白いです!これからも更新頑張ってください! (2022年10月7日 22時) (レス) @page22 id: 97930f92c9 (このIDを非表示/違反報告)
スプラ3がやりたいニャンコ - 初コメ失礼します!ツイステとスプラトゥーンの小説すごく面白いです!これからも頑張ってください! (2022年9月25日 1時) (レス) @page22 id: 2531068b1e (このIDを非表示/違反報告)
リゼ - スペシャルを使ってほしい!全部のスペシャルが使える設定を追加してほしいです!お願いします! (2022年9月12日 13時) (レス) @page9 id: d9fc6c506c (このIDを非表示/違反報告)
もちゃ - マジで面白い、早く続きみたい !!応援してます!!!! (2022年9月8日 16時) (レス) @page18 id: 1426b2c4da (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:きん | 作成日時:2022年5月20日 21時

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