契約しましょう8号さん【ツイステ】

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「今日だけ預かることになった」

『………』

「挨拶もなしかぁ？！オイ！！」

彼の髪色が赤く染まる。
強く肩を掴まれるとその寮生に対して射線を向けた。

バン、と彼は撃った。

「っ！！」

その寮生は消え、地面には赤いインクが残った。


「な、なぁ、アイツ、どこ行ったんだ？」

「っ、おい、タコ。ウチの寮生をどこにやった」

『……リスポーン、チテン…イル』

「リスポーン地点ッスか…？」


すると勢いよく談話室へ誰かがやってくる。先程消えた寮生だった。


「い、生きてた」

「オマエ…どこに居た」


「サ、サバナクロー寮の鏡の前です」

レオナは頭を抱え溜息を吐く。

「分かんねぇな、このタコ、ナニモンだよ」


Aはチャージャーを抱き締め、髪色を黄色に変えた。


────────────


「今日はオレの部屋で寝ろ」


床に引かれた布団。武器を横に置き彼は布団に潜り込んだ。

「……」

レオナはしゃがみこみ、武器に軽く触れた。布団の隙間から見せる真っ黒な目に彼は軽く毛を逆立てる。


「…別に、なんもしねぇ。見るだけだ」


Aは顔だけを出し、そっと目を瞑った。

あぐらをかき彼の寝顔を見ているとレオナの瞼も段々と落ちていった。

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