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その日、それから、ハイカラシティにタコがやってきた。
言葉がカタコトだがとてもいいタコ達だった。ハイカラスクエアはタコ達とも共存して生きてけるようになった。
「おいハチ。こっちだ」
『ハイ』
1つ結びのイカボーイがそう言うと真っ白なタコが後ろへ着いていく。
珍しい毛色に皆が目を奪われた。
「見て、あのタコ、真っ白…」
「きれー…」
「…ハチ」
『ハイ』
「全く、少ししか泊めてやんねぇからな」
軽くモヒカンの先をは叩きながら言った。
『ハイ。アリガトウ、デス』
「まぁ、あの事は感謝はしてる。お前も早くこの地上に馴染めよ」
そう言われると彼はヒーローチャージャーレプリカを抱き締め、強く頷いた。
「ハチはチャージャー好きなのか?」
『スキ…デス。タノシイ』
「ふーん、俺は好きじゃねぇな」
『三号サン、チャージャーヘタ?』
「言い方やめろ。苦手なだけだよ」
するとAは突然立ち止まった。
『地上、もっと回りたい』
「んぁ?あぁ、別にいいけど、迷子になんなよ、帰り道わかんなかったらスマホで連絡しろ。迎えに行く」
彼は強く頷き走り出した。
大きなビル。イカ、タコが沢山いた。
「ねぇねぇ!貴方名前は?一緒にナワバリバトルに行かない?!」
「フレンドにならない?!」
「プライベートマッチするけど来ない?」
行く先々で声をかけられ逃げるように去っていく。
するといつの間にか知らないところに来ていた。真っ暗で、何も無い。気配も、何も、なかった。
歩いていくとそこにはマンホール。地下への入口だろうか。
彼はそっとマンホールに触れタコになりすり抜けた。
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アニキッズ - 最高❗ (5月7日 12時) (レス) @page25 id: e904a81891 (このIDを非表示/違反報告)
噂のキャンディー(プロフ) - すごく面白いです!これからも更新頑張ってください! (2022年10月7日 22時) (レス) @page22 id: 97930f92c9 (このIDを非表示/違反報告)
スプラ3がやりたいニャンコ - 初コメ失礼します!ツイステとスプラトゥーンの小説すごく面白いです!これからも頑張ってください! (2022年9月25日 1時) (レス) @page22 id: 2531068b1e (このIDを非表示/違反報告)
リゼ - スペシャルを使ってほしい!全部のスペシャルが使える設定を追加してほしいです!お願いします! (2022年9月12日 13時) (レス) @page9 id: d9fc6c506c (このIDを非表示/違反報告)
もちゃ - マジで面白い、早く続きみたい !!応援してます!!!! (2022年9月8日 16時) (レス) @page18 id: 1426b2c4da (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:きん | 作成日時:2022年5月20日 21時