今日から嫁、始めます【オリジナル・男主】

男娼3 ページ4

後日、薫がまた訪ねて来た
今度は3000万円を片手に


薫「小桜、俺の嫁になれ」

要「は………？」


なにを言い出すのか


薫「主人にも了承を得た。荷造りをしてうちに来い」

要「ちょっ……まちなんし！どう言うことで…」


嫁になれ？冗談じゃない
何故嫁になんてならなくてはいけない？絶対に嫌だ


薫「お前が言ったのだろう、3000万円もあれば嫁に来れると」

要「酒飲みの時ので……？あの時はわっちも酔っていて……！！」


あぁ、そんな事言った気がする
でもまさか本気にするなんて、3000万円なんて大金をわっちのために貢ぐ人がいるなんて


要「そんな、薫様……そんな事言わないでくだんし」

薫「約束しただろう、小桜。いや、それは源氏名か……。本当の名は？」

要「本当の名を告げるお方は、心に決めたお方だけでありんす」


遠回しに言う


薫「そうか、ならいい。早く支度をしておけ明日迎えに来る」

要「え、まっ……！」


足早に部屋を出て言ってしまった
明日迎えに来る……？本気で、言って……


親父さんにも言われたあれだけ金を積まれたら断れない。と


こうして、わっちは千条院薫の嫁となった

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