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『はーい、カット！OK！
いやぁ、Aちゃんめちゃくちゃいい顔するねぇ』
渡辺「おめめキラッキラだったね笑」
「このシーン、1番やりやすかったです！笑」
『レジェンドへの憧れが、全面に伝わってきたよ。
ちゃんとファンって分かるのが流石だわ』
珠理奈「前田さんに手を引かれた時の、えっ？って顔も自然で良かった！」
指原「ダンスシーンでは、あんな堂々と踊ってるのにね。
そこは、私がAKBのセンターですってちゃんと伝わるのに。
表情と目だけで、ファンとメンバーを使い分けられるのすごいわ」
「えぇ、ありがとうございます…笑」
自分でも分かるほど、ナチュラルに演じられた。
ほぼ、演じてるって感覚がないくらい。
ストーリーシーンでは、神7の皆さんが登場するシーンがある。
そこで羨望の眼差しを送るんだけど、そんなの朝飯前。
テレビの前で眺めていた過去の自分になれば良いんだから。
私は、先頭を歩く前田さんに手を引かれるシーンもあるの。
戸惑いつつも、憧れの人を前にドキドキしてるようにって言われた。
それも、前田さんを前にしたら自然にそうなったし。
ダンスシーンは、とにかく覚悟を決めて踊った。
AKBのセンターに相応しいって認めてもらいたい、その一心だ。
無事、見ている人にも届いてたようで何よりです。
前田「Aちゃん、次個別シーンの撮影だよ〜」
大島「おいでぇ」
「あーっ！緊張するぅ…」
前田「さっきは、あっちゃんだぁって憧れの目向けてくれたじゃーん」
「でもぉ、こんな近くに優子さんと前田さんいたら…
もう緊張して、心臓持たないです笑」
高橋「A、せっかくの機会やで。
敦子と優子を同時に独り占め出来るなんて、ファンの頂点極めちゃってるよ。
もう、ファンに戻って楽しんじゃえ」
大島「さっきの感じ見てたら、余裕でナチュラルな画が撮れると思うよ」
前田「楽しも楽しもー」
「ですよね、もうこんな機会ないですし」
高橋「そだそだー、楽しんだもん勝ちやで」
そして、次はカット割り。
私は、前田さんと優子さんと3人のシーン。
センターとレジェンドの戯れってテーマらしい。
3人だけで個室に集まって、遊んだりお喋りしたりするの。
1番緊張して、でも1番楽しみにしてきたんだ。
ファンだったら、卒倒しそうなくらいのご褒美カットだからね。
緊張するけど、たかみなさんの言う通り絶好のチャンスだから。
一生に一度の機会、噛み締めて来ます！
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作者名：しろりんご。
| 作成日時：2023年3月28日 18時
