・ ページ32
普通に恥ずかしいんだけどなーって思ってたら、戦犯のご登場。
引くに引けない状況だったから助かった。
いやでも、たかみなさんがプロデュースしてるわけだしな…
もしかして、捕まえる相手を間違ったかも…?
「たかみなさん!」
高橋「おー!Aお疲れーい!
どしたどした、そんな怖い顔しちゃって」
「衣装が短すぎです」
高橋「絶対言うと思ったんよ、Aは嫌だって。
しかも、乃木坂の事務所の都合もありそうだし。
Aのマネージャーさんも、結構渋ってたんだよね。
もう少し露出少ないのないですかって。
だから変えようか迷ったんよ」
「何で変えなかったんですかー」
高橋「しのぶの激推しにあって…笑」
「げっ…」
高橋「あはは、Aしのぶを前にすると何も言えなくなるからねー笑」
「しのぶちゃん、褒めるのも転がすのも上手いから…笑」
反対してくれる人は、一応いたらしい。
でも、しのぶさんに推されちゃったら勝ち目ないよ。
敏腕衣装さんだし、言うこと全てが信頼出来るからね。
私も全面的に信頼してるからこそ、アドバイスは絶対聞くようにしていた。
矢吹「えー!奈子楽しみー!
Aちゃん、この公演の日いつか知ってる?」
「うん、2月2日でしょ?」
矢吹「そう!だからツインテールね!
だから、しのぶちゃんもこの衣装推したんだよ!」
「うわ…ツインテールの日だった…」
高橋「Aちゃーん、見たいなぁ…
可愛い可愛いAちゃんのこと、卒業前に見たいなぁ。
もし見られたら、悔いなく卒業出来るなぁ…」
「うぅ…」
矢吹「奈子もやりたいなぁ…
可愛い後輩からのお願いだよ〜?」
「うわー、自分で可愛いって言っちゃったよ」
矢吹「じゃあ可愛くないの?」
「んーん、可愛い」
高橋「ほら、可愛い後輩と大好きな先輩からのお願いだよ〜?」
「分かった…!やりますやります!
だから、そんなキラキラした目で見ないで…笑」
矢吹「やったぁ!」
高橋「Aちゃん!さすがはThe アイドルだ!」
「たかみなさんは、絶対に仕組みましたよね?」
高橋「そんなことないよー」
2人のキラキラした目に負けました…笑
今野さんには、あとで怒られるとしましょう。
私、押しに弱いんです…
たかみなさん、2月2日に公演日を設定するとはさすがっす。
絶対、アイドル公演にツインテールを狙ったでしょ笑
ジタバタしてても仕方ないので、覚悟を決めて行ってきます!
304人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:しろりんご。 | 作成日時:2023年3月28日 18時