最年長と最年少 ページ3
2期生が入ってきた。
割と年が近い子が多くて、結構お話出来たんだけど…
1人だけ、なかなか話せない子がいる。
子というよりか、人なんだけどね。
新内眞衣さん。
9つも年上で、更にはOLと兼任してるらしい。
中学校に入ったばかりの私にとって、社会人は随分と大人だ。
それこそ、気軽に話しかけられないような…
そう思ってるのは、私だけではないみたいで。
新内さんの方からも、私に話しかけてくることはなかった。
挨拶以外の会話を交わさないまま、約1年が過ぎた。
私が初めてアンダーライブの座長を任された、2014年の夏のことだった。
:
いつものように、飛鳥と自主練してた。
だいたい私たちが、最後まで残る。
でも今日は、私が麻衣ちゃんと一緒に帰るから最後だった。
とりあえず、今日やったとこの確認をしよう。
そう思って、曲を流す。
どれくらい踊っただろうか。
すっかり、汗びっしょりになっていた。
休憩しようとしゃがんだ時、ドアが開いた。
新内「お疲れ様です…」
A「…あ！」
新内「あ、Aさん！」
A「新内さん…！どうしたの？」
新内「仕事が終わったから、アンダーライブの練習しようと思って…」
A「え、今から？夜遅くないですか？」
新内「そっか、学生さんにとっては遅いね笑
でも大丈夫、社会人は少々の徹夜なんて慣れっこだから」
A「でも、今日たくさんやったし…」
新内「そうかもしれないけど、これも自分で決めたことだから。
せっかく正規メンバーに昇格したんだから、全力でやらないとね」
A「あ、じゃあ良かったら…
これ、今日のレッスンのメモです」
新内「え、これ全部書いておいてくれたの？」
A「来られなかったの、新内さんだけじゃないから。
座長だし、ライブを成功させるためにはこれくらいは…」
新内「ありがとう。
上から目線かもしれないけど、ついて行きます」
A「そんな…！でも、ありがとうございます」
新内「その、敬語やめよう？
新内さんってのも…そうだ、まいちゅんって呼んでよ」
A「え…」
新内「私もAって呼ぶからさ！」
A「分かった…まいちゅん！」
新内「よろしくね、A！」
これが、私とまいちゅんの初会話。
まいちゅんの天性のコミュ力と、社会人スキルのおかげ。
それから仲良くなるのにも、時間かかからなかった。
まいちゅんはずっと、私の悩みを聞いてくれる相談相手です。
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陽香(プロフ) - tensaimarichaさん» 1年ちょっとという長い間、お付き合い頂いてありがとうございました。わぁ！嬉しいです！ありがとうございます！ (2021年11月7日 20時) (
レス) id: 29c64901f3 (このIDを非表示/違反報告)
陽香(プロフ) - 橋ちゃんさん» ありがとうございます。ぜひ、お楽しみに！ (2021年11月7日 20時) (レス) id: 29c64901f3 (このIDを非表示/違反報告)
陽香(プロフ) - 怜さん» ありがとうございます！ (2021年11月7日 20時) (レス) id: 29c64901f3 (このIDを非表示/違反報告)
tensaimaricha(プロフ) - 本編完結お疲れ様でした！！！気づけば1年ちょっとこの小説と過ごしてきました。これからも楽しみにしています！しろりんご。さんの言葉遣い表現が大好きです！これからも楽しみにしています！ (2021年11月7日 20時) (レス) id: 04eb34e649 (このIDを非表示/違反報告)
橋ちゃん - 本編完結お疲れさまでした！毎日楽しみに読んでいました。とくに飛鳥ちゃんとの絡みが大好きでした❗afterstoryも楽しみにしています😊 (2021年11月7日 11時) (レス) @page1 id: 0784958bbf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しろりんご。
| 作成日時：2021年11月7日 0時
