初めてのお友達 ページ1
乃木坂46に入った翌日。
早速、全体レッスンがあった。
私はと言うと…
麻衣「ほらA、自己紹介しな？」
A「白石Aです…」
橋本「え、妹さん？」
麻衣「そうなの、8つも年下だけどね」
橋本「てことは…10歳？」
麻衣「そうなの」
橋本「あぁ、小学生ってこの子のことか」
麻衣「うん、だから緊張してるみたいで」
橋本「そりゃそうだよね。
ここにいる全員、自分より歳上なわけだし」
麻衣「幼そうな子も何人かいるけどね…
A、あっちのグループに声掛けてみたら？」
A「…やだ、麻衣ちゃんといる」
麻衣「まぁ…しょうがないか。
まだ初日だし、徐々に慣れてこうね」
周りを見ればみんなお姉さんで、自分だけが明らかに浮いていた。
特別人見知りってわけじゃない。
でも、怖かった。
足がすくんで、麻衣ちゃんの隣から1歩も動けなかった。
麻衣ちゃんの手を握り、じっと室内を見回していると…
ある女の子と目が合ってしまった。
くりっとした目が可愛い、中学生くらいの子。
年の差はそんなになさそうだけど、既にグループになってる。
何だか怖くて、咄嗟に目を逸らしてしまった。
:
星野「ねぇ、小学生で合格した子だよね？」
レッスンの休憩中、突然声をかけられた。
振り向くと、さっき目のあった子。
小学生で合格した子…か。
きっとみんなにも、そう思われているよね。
ルール違反だって知ったのは、合格してから。
だったら落としてよと思ったけど、大人は全く気にしていなかった。
このせいもあるのかもしれない。
自分が、場違いだと思ってしまっていたのは…
A「あ、う、うん…
その、小学生が応募対象外だったって、受かってから知って。
辞退しようと思ったんだけど、偉い人に…あのっ」
星野「えーっ、勿体ないよぉ！
こんな可愛いのに、辞退なんて勿体ない。
せっかく合格したんだよ？
入っちゃえば、年齢なんて関係ないよ〜笑
みなみも中2だし。
3個なんて、ほぼ誤差みたいなもんでしょ〜」
A「え…」
星野「そんなことより、あっち行こ？
みんな中学生くらいの年少組なんだよ。
すぐ仲良くなれるから、ね？」
A「う、うん…」
私が想像していた反応とは違った。
私の手をグイグイ引っ張って、さっきいた場所まで戻る。
そこには、同い年くらいの子がたくさんいた。
私が遠目から眺めていた子達がみんな。
これが、初めてのみなみとの会話。
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陽香(プロフ) - tensaimarichaさん» 1年ちょっとという長い間、お付き合い頂いてありがとうございました。わぁ！嬉しいです！ありがとうございます！ (2021年11月7日 20時) (
レス) id: 29c64901f3 (このIDを非表示/違反報告)
陽香(プロフ) - 橋ちゃんさん» ありがとうございます。ぜひ、お楽しみに！ (2021年11月7日 20時) (レス) id: 29c64901f3 (このIDを非表示/違反報告)
陽香(プロフ) - 怜さん» ありがとうございます！ (2021年11月7日 20時) (レス) id: 29c64901f3 (このIDを非表示/違反報告)
tensaimaricha(プロフ) - 本編完結お疲れ様でした！！！気づけば1年ちょっとこの小説と過ごしてきました。これからも楽しみにしています！しろりんご。さんの言葉遣い表現が大好きです！これからも楽しみにしています！ (2021年11月7日 20時) (レス) id: 04eb34e649 (このIDを非表示/違反報告)
橋ちゃん - 本編完結お疲れさまでした！毎日楽しみに読んでいました。とくに飛鳥ちゃんとの絡みが大好きでした❗afterstoryも楽しみにしています😊 (2021年11月7日 11時) (レス) @page1 id: 0784958bbf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しろりんご。
| 作成日時：2021年11月7日 0時
