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しかし、頑張らなきゃという気持ちの反面、あることが気がかりでもあった。
私が勝手に思ってるだけだから、人には相談できてないんだけど…
自分1人だけで悶々としてるのはしんどいから、マネージャーさんの元へ来た。
「Aから相談なんて珍しいね、どしたの？」
A「いや、何かがあったわけじゃないんだけどね…
ちょっと気になることがあって…」
「…まいやん？」
A「えっ…」
「何となく、そうだろうなとは思ってたよ。
さっきの発言と、あの横顔見ちゃったらね…」
A「うん…」
さすがは、以心伝心のマネージャーさん。
考えていたことが、全てお見通しだったみたい。
「何か相談されたの？」
A「ううん…」
「心配だなって？」
A「さっきのコメント撮りの時ね、お姉ちゃん、スタッフさんと目合わせなかったの。
前髪も触ってたから、不安なんだろうなって思って…」
とりあえず、言葉に出来る不安を口にした。
私が気がかりなのは、麻衣ちゃんのこと。
少し前から、表情が固いなとは思ってた。
それが、今日の選抜発表で顕著に表れた。
自分の中で戸惑いがある時、麻衣ちゃんは目を逸らす。
不安でいっぱいな時、前髪を触る。
私が知りうる麻衣ちゃんの癖が、全て見られた。
そこで、想像より麻衣ちゃんは思い詰めてるんじゃないかって思った。
でも、麻衣ちゃんは私を頼らない。
私が年下だから、妹だから。
心配かけたくないって思ってるんだろうな。
もう少し、頼ってくれてもいいのに。
それでも、麻衣ちゃんにとって私は、まだまだ小さな妹であることに変わりはないのだ。
「Aは十分強くなってるし、成長もしてるから、頼ってほしいって思う気持ちも分かる。
でも、まいやんはまいやんで、自分がしっかりしなきゃって感じてるんだと思う。
その気持ちも分かるから、難しいね…」
A「私は、どうすればいいんだろう…」
「自分の気持ち、伝えてみるのはどうかな？
Aの言葉ってさ、不思議なパワーがあるんだよ。
Aがお姉ちゃん呼びする時は、本気で悩んでる時だもんね」
私たちのこと、何もかも分かってくれてるマネージャーさん。
私が、このことを他のメンバーに相談してないのも知ってるんだろうな。
だから、誰かに相談するより、直接話してみることを勧めてくれた。
今日は帰ったら、一緒にご飯を食べよう。
そうと決めたら、少しだけ心が軽くなった。
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美紀 - 移行おめでとです最高ですコロナウイルスに気をつけてくださいね (2020年11月20日 14時) (
レス) id: 8204dae0fb (このIDを非表示/違反報告)
陽香(プロフ) - 瑠奈さん» リクエストありがとうございます。お時間頂きますが、書かせて頂きます！ (2020年9月19日 9時) (レス) id: 29c64901f3 (このIDを非表示/違反報告)
陽香(プロフ) - ひなさん» リクエストありがとうございます！お時間頂きますが、書かせて頂きます！ (2020年9月19日 9時) (レス) id: 29c64901f3 (このIDを非表示/違反報告)
陽香(プロフ) - 瑠花さん» リクエストありがとうございます。お時間頂きますが、書かせて頂きます！ (2020年9月19日 9時) (レス) id: 29c64901f3 (このIDを非表示/違反報告)
陽香(プロフ) - kaさん» リクエストありがとうございます。お時間頂きますが、書かせて頂きます！ (2020年9月19日 9時) (レス) id: 29c64901f3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しろりんご。
| 作成日時：2020年9月7日 0時
