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山下side
＿＿美月ちゃん！
その声で名前を呼ばれた時、真面目に心臓が止まるかと思った。
A「ふふっ…驚きすぎだよ〜笑」
だって、目の前にいたのが憧れの先輩だったから。
元々、アイドルが好きでアイドルになりたかった私。
乃木坂46のことも、もちろん知っていた。
歌番組は全て録画し、何度かLIVEにも足を運んでいた。
その中で1人、心を奪われた人がいた。
それが、白石Aさん。
2015年の、アンダーライブ3rdシーズン。
私が、初めて見に行ったLIVE。
そこで座長を務めていたのが、当時中学3年生のAさんだった。
1個下とは思えないほど、キラキラと輝く姿。
曲に合わせて、クルクル変わるパフォーマンス。
弾ける笑顔と、隙を着く涙。
完全に心を持っていかれた。
その日から、Aさんのようになりたいという思いが、ずっと頭の中にあった。
お揃いの服を買ったり、メイクを研究したり…
Aさんが出てる雑誌や媒体は、必ずチェックした。
そして、この夏に受けたオーディション。
私は合格し、乃木坂46のメンバーになった。
今、目の前にはそんな憧れの人がいる。
緊張と驚きで、完全に固まった。
A「そんな驚かないで、もっとこっちおいでよ笑」
山下「でも…」
A「じゃあ、私から〜笑」
後ずさる私を見て、Aさんの方から寄ってきてくれた。
近くで見ると、何倍も綺麗でいい匂いがする。
この方は、毛穴というものを知らないのだろうか…
A「ずっと話してみたかったんだぁ」
山下「えぇ、そんなそんな…」
A「勘違いだったら恥ずかしいんだけどさ…
美月ちゃん、憧れの先輩に私の名前挙げてくれてなかった？
3期生のインタビューの雑誌、こないだ読んで…」
山下「書かせて頂きました…！
Aさ…白石さんは、ずっと私の憧れなので…」
A「今、名前呼びしようとしてたよね？
これからもずっと名前呼びして〜！」
山下「ダメです！もうメンバーなんですから…」
A「でも、お姉ちゃんもいるじゃん？
ややこしいから私のことはAさんにしてよ。
白石さんはお姉ちゃんの方ね！」
山下「本当にいいんですか…？」
A「ぜひそうして下さい笑」
嬉しすぎて、呼吸が止まりそうだった。
大好きな先輩と話せただけでも嬉しいのに、呼び名まで…
初めて間近で見た、先輩の姿。
そのオーラに、ちょっとでも近づこうと心に誓った初日。
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美紀 - 移行おめでとです最高ですコロナウイルスに気をつけてくださいね (2020年11月20日 14時) (
レス) id: 8204dae0fb (このIDを非表示/違反報告)
陽香(プロフ) - 瑠奈さん» リクエストありがとうございます。お時間頂きますが、書かせて頂きます！ (2020年9月19日 9時) (レス) id: 29c64901f3 (このIDを非表示/違反報告)
陽香(プロフ) - ひなさん» リクエストありがとうございます！お時間頂きますが、書かせて頂きます！ (2020年9月19日 9時) (レス) id: 29c64901f3 (このIDを非表示/違反報告)
陽香(プロフ) - 瑠花さん» リクエストありがとうございます。お時間頂きますが、書かせて頂きます！ (2020年9月19日 9時) (レス) id: 29c64901f3 (このIDを非表示/違反報告)
陽香(プロフ) - kaさん» リクエストありがとうございます。お時間頂きますが、書かせて頂きます！ (2020年9月19日 9時) (レス) id: 29c64901f3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しろりんご。
| 作成日時：2020年9月7日 0時
