6 藤 ページ6
F side
あの後、北山くんを家まで送ろうと思ったけどシンプルに「嫌だ。」と断られてしまった。
風呂を出て布団を抱きしめながら今日出会ったばかりの北山くんのことを思い出す。
「すきすきすき、すき...」
1日しか経ってないのに今まで付き合ってきた人の中で誰よりも好きだと言える。
どこが?ってきかれたら何も答えられない。
だってまだ何も知らないから。
だけど俺の全ての細胞が彼が良いって叫んでる。
彼じゃなきゃ嫌だって。
「よしっ、渉に連絡先聞こう。」
携帯を開いてラインを送る。
明日の朝には返ってきてるといいな。
それが俺にとって悲しい返答だったら明日のモチベーション下がっちゃうけど。
「...北山くんやっぱり男は嫌かな。」
まずは二人で遊んでみたい。またリスみたいに頬張る北山くんがみたい。
最近の大学生は何が好きなんだ、と不慣れなSNSを使って充実してそうな大学生の投稿を遡る。
「わっかんないなあ...」
好きな人の気持ちが分からなくて悩むのは学生ぶりだった。
この感情が嬉しいと思えるのはきっと北山くんだから。
まだ何も決まっていない彼との未来のデートを思い浮かべたまま俺は目を閉じた。
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篆(てん)(プロフ) - たまさん» たま様。コメント有難うございます!出会えた事を嬉しく思います♪可愛いFKを書くことが目標なのでとっても励みになります!更新頑張りますね(^^) (2019年5月16日 23時) (レス) id: 037bba86b4 (このIDを非表示/違反報告)
たま(プロフ) - てんさんはじめまして(^-^)色んな所を飛び回っているうちにたどり着きました!ツンなKさんと、メロメロになってるFさん可愛いです(*´∀`)2人がこれからどうなっていくのか、更新楽しみにしています☆ (2019年5月16日 23時) (レス) id: f57c24ec83 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:篆(てん) | 作成日時:2019年5月14日 20時