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朝、スマートフォンから鳴り響くアラーム音によって起こされる。
時刻は七時だ。
ゆっくりと身体を起こしてベッドから床に立ち上がると、制服に着替えて髪の毛をある程度整え、予め用意しておいた学校の鞄を持ってリビングに向かった。
「おはようございます」
私以外のシェアハウスに住んでいるメンバーさんは既にリビングにいたようで、私はその人達に向かって挨拶をする。
数名から挨拶を返されるが、他数名はまるで私がいないかのように完無視だ。
「ご飯出来たぞー」
マサイ君がキッチンから全員に向かって声をかけると、それぞれが椅子に座って用意が出来るのを待っていた。
「お箸とか用意しなきゃ」そう考え、私はマサイ君に近付き声をかけた。
「何か手伝うよ」
私の言葉にマサイ君はにっこりと笑い、口を開いた。
「いいよ、 ありがとうね。もう椅子に座ってて?」
お言葉に甘え、私は軽くお辞儀をすると、先程から手招きをしてくれているンダホ君の隣に座ることにした。
すると、食事が次々と運ばれてくる。
オムレツやサラダなど―――まるでホテルの朝食のようだ。
「いただきます」
食事が運ばれ終えると、全員で手を合わせて挨拶をする。
私はまず最初にオムレツに手を付け始めた。
ふわふわトロトロとしていてとても美味しい。
この料理を作ったのは恐らくマサイ君だろう。
私より料理が上手いのは確実だ。
もっと料理を練習しようと心に誓った。
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ヒカリ - この作品みてて後々きずいたんですけど「あたしのあーる」ですよね?間違ってたらごめんなさい (2018年8月20日 15時) (レス) id: 9436d6040f (このIDを非表示/違反報告)
夘月(プロフ) - Flowerさん» コメントありがとうございます! 好きと言われてとても光栄に思います(*^^*) 続きが気になりますか……! 更新頑張りますね(*^^*) ありがとうございます! これからもよろしくお願いしますm(_ _)m (2018年6月14日 16時) (レス) id: 362c230e82 (このIDを非表示/違反報告)
Flower(プロフ) - 初コメ失礼いたします!この作品めちゃくちゃ好きです……なんか、こう…先が気になるぅ、みたいな(語彙力)これからも応援しております笑 コメント失礼しました! (2018年6月14日 10時) (レス) id: 0fb1b62cfe (このIDを非表示/違反報告)
夘月(プロフ) - 莉夏さん» コメントありがとうございます! 大好きと言ってくださるのは此方のモチベーションにも繋がります! ありがとうございます(*^^*) これからも応援よろしくお願いしますm(_ _)m (2018年5月1日 18時) (レス) id: 362c230e82 (このIDを非表示/違反報告)
夘月(プロフ) - #よもぎもちさん» コメントありがとうございます! 続きが気になると言ってくださるのは何よりです(*^^*) 自分のペースで徐々に更新していけたらなと思っている所存です! これからも応援よろしくお願いします(*_ _) (2018年5月1日 18時) (レス) id: 362c230e82 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:夘月 | 作成日時:2018年3月8日 14時