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相変わらず不機嫌なロンを見て、ハリーはカッとなって反論した。
「いいか、スラグホーンがばからしいパーティに僕とハーマイオニーを招待したのは、何も僕のせいじゃない。僕たちが行きたかったわけじゃないんだ！」
「さーて、僕はどこのパーティにも呼ばれてないし」
ロンが立ち上がった。
「寝室に行くよ」
ロンは男子寮に向かって、床を踏み鳴らしながら去っていった。Aたちは、まじまじとその後ろ姿を見送った。
気まずそうなオリヴィアが立ち上がり、「私も」といってとぼとぼ歩いていったので、とうとう三人だけになった。 Aがどうしようか迷っていたとき、グリフィンドールの新しいチェイサー、デメルザ・ロビンズがハリーの背後に現れた。
「ハリー？ あなたに伝言があるわ」
「スラグホーン先生から？」
「いいえ……スネイプ先生から」
デメルザの答えでハリーは落胆したようだった。
「今晩八時半に先生の部屋に罰則を受けにきなさいって――あの――パーティへの招待がいくつあっても、ですって。それから、腐った『レタス食い虫』と、そうでない虫をより分ける仕事だとあなたに知らせるように言われたわ。魔法薬に使うためですって。それから――それから、先生がおっしゃるには、保護用手袋は持ってくる必要がないって」
「そう」
ハリーは腹を決めたように言った。
「ありがとう、デメルザ」
──────
十月の半ば、学期最初のホグズミード行きがやって来た。ますます厳しくなる学校周辺の警戒措置を考えると、そういう外出がまだ許可されるだろうかと危ぶんでいた生徒も多かったため、これは嬉しい報せだった。
外出日の朝は荒れ模様だった。Aは服を重ね着して防寒をし、ハーマイオニー、オリヴィアと共に三人で大広間へと向かった。ロンとハリーがすでに大広間にいて、二人とも、ウィーズリーおばさんの手編みセーターを何枚も重ね着し、マントやマフラー、手袋を手に身支度をすませていた。
ロンはなんだかご機嫌で、ハリーが今朝ロンにかけたという新しい呪文が最高におもしろいという話をしていた。朝食の席では、Aたちを楽しませようと、すぐさまその話をした。
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ちぃ(プロフ) - 更新ありがとうございます‼️ (2023年3月12日 22時) (
レス) @page50 id: 48ff4ca391 (このIDを非表示/違反報告)
鵲(プロフ) - Aliceさん» 前作も読んでいただきありがとうございます…！😭更新が遅くなりお待たせしてしまっていて申し訳ないです…😭ありがとうございます…！😭 (2023年3月9日 23時) (レス) id: 144fc818ef (このIDを非表示/違反報告)
Alice(プロフ) - 先日前作を読み終えたばかりなのですが、今作もあっという間に最後の更新の所まで追いついてしまいました！ご多忙と思いますが落ち着きましたらまた更新楽しみにお待ちしております✨ (2023年3月7日 9時) (レス) id: fa4665eb65 (このIDを非表示/違反報告)
鵲(プロフ) - 神崎さん» ありがとうございますー！！😭😭😭😭🙏🙏🙏💕💕💕 (2023年2月24日 4時) (レス) @page5 id: 144fc818ef (このIDを非表示/違反報告)
神崎(プロフ) - 続編おめでとうございます！更新ありがとうございます！ (2023年2月17日 6時) (レス) @page5 id: 570d2293d8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鵲
| 作成日時：2023年2月16日 8時
