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昼まで雪で遊んだあと昼食を食べ、Aたちは談話室に戻った。フレッドとジョージが暖炉のソファー前にある絨毯の上を陣取り、温かくて大きな毛布を持ってきて、数分前にくしゃみをしていたAの体に巻きつけた。
「やっぱり、長時間遊ぶとだめだな。すぐ風邪ひいちまう」
「ごめん」
Aが肩を落とすと、ジョージがAをくるんでいた毛布の中に入り込んできた。
「別にいいさ。Aと一緒にいられるなら、俺達はどんなことでも嬉しいんだからな」
「ほんとか？」
「ああ、ほんとさ」
フレッドも毛布の中に入り込んできたので、毛布はもう誰も入れなくなった。二人に挟まれたAはぎゅうぎゅうで、少し体を縮めなくてはならなかった。
「これからはクィディッチの練習もないし──まあ、Aとの時間が増えると思えば、安いもんだな」
「二人はクィディッチが大好きなのに」
Aはアンブリッジのことを思い浮かべて、悔しそうに唇を噛んだ。
「それを終身禁止にするなんて！」
「喧嘩っ早いのも、そろそろ治さないとな」
「二人はわるくない！」
Aが首を横に振った。
「私が二人の立場だったら……私だってドラコを殴った……ドラコは最低だ。いつも人を陥れることしか頭にないんだ。最悪だ」
「Aはあいつと昔からの知り合いじゃなかったか？」
「ううん」
Aは否定した。
「両親同士は仲が良かったけど、私がドラコにはじめて会ったのは、一年のホグワーツ特急でだよ。その時からあんまり好きじゃなかった……そもそも、ドラコの父さんが好きじゃなかったんだ」
「ルシウス・マルフォイか……嫌な野郎だぜ。俺達の父さんにもよく突っかかるんだ」
Aは膝を抱えてうつむいた。
「ウィーズリー家はとっても素敵な家庭だ。おばさんもおじさんも優しくて、あったかくて……私、ウィーズリー家みたいな家族がずっと理想だった……父さんも母さんも優しくて、みんなで料理を囲んで食べて、色んな話で盛り上がって……」
Aはそう言いながら悲しそうに眉を下げた。
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Neko(プロフ) - 愛憎のフィナーレのパスワードを教えてください (2022年12月11日 18時) (
レス) @page27 id: dd386e9727 (このIDを非表示/違反報告)
鵲(プロフ) - 神崎さん» ありがとうございますー！！！！更新頑張ります😭💪🏻💪🏻 (2022年7月17日 3時) (レス) id: 144fc818ef (このIDを非表示/違反報告)
神崎(プロフ) - 更新ありがとうございます！これからも気長に待ってます！😊 (2022年7月10日 7時) (レス) @page44 id: 570d2293d8 (このIDを非表示/違反報告)
鵲(プロフ) - mp0623さん» わー！！長らくおまたせしてすみませんー！！ありがとうございますーー！！！がんばります！！💪🏻💪🏻💪🏻 (2022年7月10日 1時) (レス) id: 144fc818ef (このIDを非表示/違反報告)
mp0623(プロフ) - 続き嬉しいです〜〜〜！夢主ちゃんに甘々な双子が可愛いです☺️💖💖引き続き楽しみにしています！！！ (2022年7月6日 3時) (レス) @page31 id: 2d647e4096 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鵲
| 作成日時：2022年5月28日 3時
