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ジャスティンと「ほとんど首無しニック」が石にされてから、四ヵ月が過ぎようとしていた。誰が襲ったのかはわからないままだったが、その何者かはもう永久に引きこもってしまったと、誰もが思っているようだった。
イースターの休暇中、二年生は新しい課題を与えられた。三年生で選択する科目を決める時期が来たのだった。しかしAはそれよりも悩みに悩んでいる、重要な問題があった。
「二人の誕生日に、何をしてあげたらいいか、分からないんだ」
図書室、ハーマイオニーと選択科目の話をしている流れで、Aはハーマイオニーに相談をした。イースター休暇中の、4月のはじめに、フレッドとジョージの誕生日があったのだ。
「そうね……あの二人なら、私が見てる限り、あなたのあげるものなら何でも喜ぶと思うけど」
「そうはいっても、変なものはあげられないだろ？」
「多分、ガラクタでも喜ぶわよ」
ハーマイオニーは肩をすくめてそう言ったが、Aは難しい顔をしたままだった。ハーマイオニーにとっては、そんなものよりも、選択科目を何にするかのほうが、非常に深刻な問題だったらしい。
「わたしたちの将来に全面的に影響するかもしれないのよ」と言いながら、ハーマイオニーは、ロンやハリー、オリヴィアたちと新しい科目のリストに舐めるように目を通し、選択科目に「 ✓」印をつけたようだ。ハーマイオニーは結局、誰からの助言も受けず、全科目を登録した。
ネビルには親戚中の魔法使いや魔女が手紙でああしろこうしろと、勝手な意見を書いてよこした。混乱したネビルは、困り果てて、アー、ウー言いながら、舌をちょっと突き出してリストを読み、「数占い」と「古代ルーン文字」のどっちが難しそうかなどと聞きまくった。
この選択科目において、Aの答えは、入学した当初からすでに決まっていた。母親からしつこく送られてくる手紙の内容はもちろんその選択科目のことで、全科目を登録するようにというものだった。
「おいおい、本当にか？全科目を？」
談話室で、リストに✓をつけていたAの横に座りながら、フレッドとジョージは信じられないという顔をした。
「こりゃ、かなり大変だぜ。大丈夫なのか？」
「ハーマイオニーも全科目を登録するって言ってたし、私以外にもそういう人はいるよ」
「そりゃ、ハーマイオニーは好きでやってるけど」
フレッドはため息を吐いた。
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鵲(プロフ) - あいさん» わー！！ありがとうございますーー！！😭😭💓 (2021年12月12日 20時) (
レス) id: 144fc818ef (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - このお話大好きです！応援してます！ (2021年12月12日 4時) (レス) id: fc16481cf6 (このIDを非表示/違反報告)
鵲(プロフ) - みゆさん» わー！！！前作から！！ありがとうございます！！😭😭😭💖💖嬉しいです、、！！！！更新頑張りますーー！！！！ (2021年12月10日 0時) (レス) id: 144fc818ef (このIDを非表示/違反報告)
みゆ(プロフ) - 前作の方から知って、この作品も楽しませていただいています！鵲さんの書き方すごく好きです。これからも楽しみに待ってます！頑張ってください💪 (2021年12月9日 8時) (レス) @page22 id: c8945715f5 (このIDを非表示/違反報告)
鵲(プロフ) - ぺでぃさん» はじめまして！わわわわ！！前作もみてくださりありがとうございます😭😭嬉しいです！！ありがとうございますーー！！更新頑張ります！！ (2021年12月8日 23時) (レス) id: 144fc818ef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鵲
| 作成日時：2021年10月31日 19時
