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「君、こんなもの、枕の下に入れて寝ているのか？」
ロンの言葉にハーマイオニーは言葉を詰まらせたあと、視線を四方八方に向け、話を逸らすようにオリヴィアに話しかけた。
「そ、それよりオリー、この前A……A・ウィータと色々あったって言ってたけど、一体何があったの？」
オリヴィアの顔が曇った。ハーマイオニーは自分の話を逸らすためにといっても振る話を間違えたというように顔を引きつらせたが、そこはずっと気になっていたところだったらしく、オリヴィアの返答を待ち続けた。
「………私、ロンのお兄さんに悪い印象を抱かれてるみたい」
「ロンのお兄さんって、誰のこと？パーシー？」
「フレッドとジョージだよ」
ロンが肩をすくめた。
「仕方ないさ。あの二人はウィータにお熱なんだから」
「一体、何があったの？」
「ほら、君が今こんな状態だから……休暇中、オリーとウィータは部屋に二人きりになっちゃうだろ？」
ロンの言葉にハーマイオニーは暗い顔で「そうね…」と呟いた。
「それは嫌だってオリーが言うから、僕達の部屋に移動させたんだ」
「規則違反じゃない！」
「君だってこの前僕達の部屋に来たじゃないか」
ハーマイオニーはぐぬっと唸ったあとまた黙った。ロンは続けた。
「男子寮なら安全……と思ったんだけど。そうじゃなかったんだよ。ウィータも男子寮にいたんだ」
「どういうこと？」
「よく分からないけど、フレッドとジョージの部屋にいたみたい。フレッドが体調崩したって言ってたし…看病してたんだと思う」
ハリーが言った。オリヴィアが深いため息を吐いて俯き、ぐすんと鼻をすすった。
「フレッドとジョージに酷いことを言われたの？」
「正確には、ジョージ。酷いことかはわからないけど、ちょっと怒ってたかもな。ジョージのあんな顔、僕初めて見た」
ロンが難しい顔で言うと、ハーマイオニーも難しい顔になった。
「ロンでも見たことない顔って？」
「ジョージは、フレッドよりかはちょっと温厚なんだ──それでも破天荒だけど。あんなきついこと言うなんて思わなかったよ」
「私の勘違いが悪いの」
オリヴィアはわっと顔を覆った。
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鵲(プロフ) - あいさん» わー！！ありがとうございますーー！！😭😭💓 (2021年12月12日 20時) (
レス) id: 144fc818ef (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - このお話大好きです！応援してます！ (2021年12月12日 4時) (レス) id: fc16481cf6 (このIDを非表示/違反報告)
鵲(プロフ) - みゆさん» わー！！！前作から！！ありがとうございます！！😭😭😭💖💖嬉しいです、、！！！！更新頑張りますーー！！！！ (2021年12月10日 0時) (レス) id: 144fc818ef (このIDを非表示/違反報告)
みゆ(プロフ) - 前作の方から知って、この作品も楽しませていただいています！鵲さんの書き方すごく好きです。これからも楽しみに待ってます！頑張ってください💪 (2021年12月9日 8時) (レス) @page22 id: c8945715f5 (このIDを非表示/違反報告)
鵲(プロフ) - ぺでぃさん» はじめまして！わわわわ！！前作もみてくださりありがとうございます😭😭嬉しいです！！ありがとうございますーー！！更新頑張ります！！ (2021年12月8日 23時) (レス) id: 144fc818ef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鵲
| 作成日時：2021年10月31日 19時
