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「せんせー、俺が一位になる」
緑谷くんすげぇ。
さて。皆さん！二週間はあっという間に過ぎ去って、やってきました雄英体育祭〜！！
昨日は普通科の人たちに絡まれたり、さっきも焦凍が緑谷くんに勝利宣言してたり…この体育祭、絶対何かあるよね…ヒヤヒヤする…。
でも年に一度の一大イベントだし、楽しまなきゃ損だよね！
今はご覧の通り、生徒が入場し終わって爆豪くんの宣誓が終わったところだ。
ミッドナイト先生がモニターの前に立つ。
モニターにでかでかと表示されたのは「障害物競走」の文字。
「第一種目はいわゆる予選よ！毎年ここで多くの者がティアドリンク！」
第一種目…ってことは、40位くらいまでは合格かな？最後はトーナメント戦だし、個性はできるだけ使わないでゆっくり行こう。
「ここで今年だけの特別ルールよ！
いまだかつてない注目を集めるこの一年ステージをさらに盛り上げるために、なんと！
この予選を一位で通過した者には、第二種目をすっとばしてトーナメント戦に出る権利をプレゼントするわ！」
…前言撤回。がんばります。
だって一位になれば第二種目での焦凍をじっくり見れるんだよ！？
ミッドナイト先生の説明が終わり、全員が門の前に立つとスタートの合図が響いた。
「やっぱりね…！」
スタートと同時に焦凍が後ろの道を凍らせる。
俺はそれをジャンプで避ける。
A組はもちろん、それ以外の人もそれなりの数が通過したようだ。
…って、なんかもう既に障害物があるみたいな感じになってるけど…。
先頭の少し後ろをしばらく走ると、現れたのは入試の時の0P敵…がたくさん。
となると多分焦凍なら敵を凍らせて先に進むだろう。
そうすれば敵はただの重心が不安定な鉄の塊。なら、そうなる前にこの障害物を超えるのが吉だ。
「…よし」
頬を両手で叩いて気を引き締め、俺は全速力で敵まで走った。
地面を思いっきり踏み込み、敵が手を振りかざしたところでガラ空きになった敵の脚部分の側面を蹴って隣の敵に移り、その腕を駆け上がる。
焦凍が即座に敵を凍らせてきたけれど、氷が俺に追い着く前に敵の背中側に回る。
一気に駆け下りて適当な位置で敵の背を蹴れば…
『おーーーっと！！！1-A轟燐凍！！！
他を大きく引き離して第一関門突破ァ！！』
とりあえず中継用のカメラに向かって笑ってピースしておいた。
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熊葛(プロフ) - ちぃとんさん» (作者です！)ありがとうございます！！書ける時に少しずつなんですが頑張ります…！(^O^) (2018年12月27日 22時) (
レス) id: 536b70f51e (このIDを非表示/違反報告)
ちぃとん(プロフ) - めっちゃ好きです！(о´∀`о)これからも頑張ってください！ (2018年11月18日 1時) (レス) id: 1c08bbf829 (このIDを非表示/違反報告)
ぺき(プロフ) - 亜純さん» ありがとうございます！忙しさにムラがあるんですが、書けるときに少しずつ書いていきます^ ^頑張りますね！ (2018年10月25日 18時) (レス) id: 536b70f51e (このIDを非表示/違反報告)
亜純(プロフ) - 更新頑張ってください!! (2018年10月23日 8時) (レス) id: 430739def7 (このIDを非表示/違反報告)
ぺき(プロフ) - mii.さん» わ〜〜ありがとうございます！T^Tほんと亀更新ですが頑張ります！ (2018年10月8日 15時) (レス) id: 536b70f51e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：熊葛 x他1人 | 作成日時：2018年8月15日 15時
