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09. ページ11

緑谷side




「燐凍、当たり前だが……手加減はしねェから」

「こっちこそ。本気で行くよ?焦凍」




日が落ちかけたグラウンドにポツリと離れて立つ双子、周りには騒ぎを聞きつけて集まったギャラリー。
推薦入学者とその弟の喧嘩と聞けば、そりゃ気になるよね!



どうしてこんなことになったのか?
それは数時間前に遡る…









*昼休み*


普通すぎる午前の授業を終え、待ちに待った昼休み。
ありがたいことに麗日さんと飯田君に「お昼一緒にどう?」と誘われた僕は、二人と一緒に食堂に来ていた。


どうしようかな…やっぱりカツ丼にしようかな!
あの!ランチラッシュの作る!!カツ丼!!!


とテンションが上がっていると、少し離れたところから聞き覚えのあるよく似た声が聞こえてきた。





「蕎麦ひとつください」

「あ、俺も蕎麦でお願いします!」





一気に蕎麦ふたつって頼めばいいのに…とどうでもいいツッコミを心の中で入れる。

声のした方を見ると思った通り、綺麗な紅白ヘアーが二人。


蕎麦が好きなのかな?
渋い…なんか意外…



暫くして二人の前に蕎麦が出されると、一瞬、燐凍君の顔から笑顔が消えた。
(焦凍君は元から無表情だった)


しかしすぐに人懐っこい笑顔に戻ると「ありがとうございますランチラッシュ!」と言って席に着いた。





「…なんやろ、今の顔」

「希望していたものを作ってもらえなかったのだろうか」

「普通のすごく美味しそうな蕎麦だったけど…」





その様子は麗日さんと飯田君も見ていたみたいで、気になるので近くで食べようかと言う話になり、それぞれの昼食を持ってこっそり轟兄弟の近くに座った。


カツ丼を頬張りながら、ちらっと横目で様子を伺う。


向かい合って座る轟兄弟の前には、せいろに盛られた蕎麦、ほかほかと白い湯気を上げるつゆ、ネギなどの薬味。

僕は特別蕎麦が好きだという訳でもないけれど、今度頼んでみようかな…と思う程に美味しそうだ。





「……ありえないよねぇ」

「ありえないな」

「いやぁ、ランチラッシュには何の罪も無いんだけど…」

「……」

「「どうして 麺がつゆに入ってない/つゆが冷たくない んだ……」」




「「ハァ??ちょっと表出ろ」」





いや、こっちが「ハァ??」だよ!!!!

たかがあったかい蕎麦派か冷たい蕎麦派かでよくそんな険悪な雰囲気醸し出せるね!?!?













そして今に至る。


訳わかんないけどとりあえずメモは取るよ!

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ちぃとん(プロフ) - めっちゃ好きです!(о´∀`о)これからも頑張ってください! (11月18日 1時) (レス) id: 1c08bbf829 (このIDを非表示/違反報告)
ぺき(プロフ) - 亜純さん» ありがとうございます!忙しさにムラがあるんですが、書けるときに少しずつ書いていきます^ ^頑張りますね! (10月25日 18時) (レス) id: 536b70f51e (このIDを非表示/違反報告)
亜純(プロフ) - 更新頑張ってください!! (10月23日 8時) (レス) id: 430739def7 (このIDを非表示/違反報告)
ぺき(プロフ) - mii.さん» わ〜〜ありがとうございます!T^Tほんと亀更新ですが頑張ります! (10月8日 15時) (レス) id: 536b70f51e (このIDを非表示/違反報告)
mii.(プロフ) - 星を赤にしてしまった罪は重いです…いつも楽しみにしてます( ´ ▽ ` ) (10月8日 14時) (レス) id: c064ed56ce (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:熊葛 x他1人 | 作成日時:2018年8月15日 15時

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