三条と粟田口、計18振の兄ですが何か？其の弐【刀剣乱舞・男主】

伍拾参振目 ページ10

☆短刀の飲酒描写があります☆



長谷部「これより織田主催の飲み会を開催する！
ここにいる奴はみんな明日非番らしいな。好きなだけ飲め」

燭台切「おつまみもいっぱい作ってきたからね！」

宗三「僕や長谷部は強いですが…薬研は体が小さいですから、飲み過ぎてはいけませんよ」

薬研「えー…俺っちワインとか飲んでみたいんだよな…なぁいいだろ？A兄」

普段は一期が短刀の弟達には酒を飲ませないようにしてるから、
弟達が思いっきり酒飲めるのってこういう時だけなんだよな。

貴方『飲んでもいいが、酔いがまわってきたら止めておけ。
じゃないと一期に怒られる』

薬研「はいよ！」

鶴丸「じゃあ早速飲むか！このウォッカってやつはなんだ？異国の酒か？」

長谷部「あーそれは日本号が万屋に行った時にこっそり買ってきたロシアの酒らしい」

鶴丸「倶利坊、飲むか？」

大倶利伽羅「…いい」

鶴丸はちぇーと頬を膨らませ、別の酒瓶を手に取った。
その間にもみんなどんどん酒を飲み干していく。

織田強いな…。
薬研もまだまだ酔いそうにないし。

俺は光忠が作ったおつまみを口に運ぶ。
やっぱり美味いな！

宗三「Aはあまり飲まないんですね」

貴方『そこまで酒に強いほうではなくてなぁ。
三日月みたいに底無しだったらな…』

結構昔、今剣に「あにうえがようとおもしろいことになりますね！」
と言われてからは酔わない程度に飲んできたからな！

宗三「薬研、あなたはこの人が酔ったところ見たこと無いんですか？」

薬研「あるぜ。一回だけ」

鶴丸「昔から知ってる俺でも見たこと無いのに！」

薬研「まぁ兄弟だしな！(ドヤァ)」

燭台切「どんな風になるの？気になる！」

薬研「えっと……寝る。
あ、でも一口に寝ると言ってもだな…」

貴方『まぁまぁ。その前に俺は酔うほど飲まないからみんなに迷惑もかけないだろう』

なんとなく恥晒しな気がして、無理矢理話題を打ち切る。
俺、酔ってる時の記憶曖昧だからな…

貴方『ちょっと厠に行ってくる』

長谷部の部屋を出て厠へ向かう。



鶴丸「ところで…どうなるんだ？薬研！」

薬研「俺っちにも謎なんだが…A兄は酔うと、何かに寄りかかって寝るんだよ。

昔一度、粟田口で飲み会した時はいち兄に寄りかかって寝てたな…
ついでにいち兄の顔真っ赤だったぜww」

鶴丸「！！」

宗三「面白い絵面が見れそうですね…酔わせますよ！」

一同「おー！」

伍拾肆振目→←伍拾弐振目+イメ画

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す