二十一話 ページ23
鬼ごっこが始まってから何分かがたった。
どうやら残っているのは私とノーマンとエマの3人。
シスターったら単純だな、こんなに分かりやすいところに隠れているのに分からないなんて
まぁ大人からは見えづらいところだけど
そろそろ動くかな、なんて思って歩き始める。
シスターは私から見て2時の方角で歩いていた。
と、どうやら私に気づいたのかいきなり方向を変えて走ってきた。
まぁここまでは狙い通り
残念なことに私は体力がないから、怖がっているふりをして木に登った。
「A怖がらなくていいのよー!
おとなしく降りてらっしゃい、それにあなたじゃ降りることもできないでしょう?」
演技で震えている私を見て楽しそうにするシスター
心底ムカつく。
『わ、わかった…降りるから、受け止めて…』
そう言って、シスターのもとにジャンプした。
そこからは簡単だ、空中で急に体制を変えて、シスターの肺を思いっきり蹴る。
突然の出来事にむせるシスター。
『この農園内で、少しでも自分が支配する側だと思わない事だね、』
ぼそっと言ったそのつぶやきは聞こえたかはわからない。
『ご、ごめんなさいシスター!大丈夫?』
平然と笑った
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ogofumi(プロフ) - 完結おめでとうございます。新作期待してます。 (2020年6月14日 21時) (レス) id: d6342d80f2 (このIDを非表示/違反報告)
晴香 - 面白すぎます!!応援してます、頑張ってください (2020年6月1日 0時) (レス) id: 2b1c800e6d (このIDを非表示/違反報告)
約束 - 最高!すごくおもしろいです!頑張ってください!続き楽しみです! (2020年4月17日 16時) (レス) id: ccdc52b64f (このIDを非表示/違反報告)
心(プロフ) - とっても面白いです!続き楽しみにしてます! (2019年7月29日 11時) (レス) id: 2141c8a0fe (このIDを非表示/違反報告)
白桜姫 - 最&高(≧∇≦)次の更新楽しみ (2019年4月12日 17時) (レス) id: b2969f378a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:蛍原 | 作成日時:2019年2月23日 23時