バッドエンド莢扉編…part1 ページ17
狼…水姫。兎…蒼桗。虎…一紀。猫…慎。梟…莢扉。狐…春翔。
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階段付近を爆破し、先に進んで来た梟、虎、狐。
虎「あ・る・こー!あ・る・こー」
梟「わたっしはーげーんきー」
狐「あーるくーのだいっすきー」
3人「どーんどーんいこうー!」
とても上機嫌に歩き回っていた3人に何回か無線から{うるせー}だの、{気楽でいいなぁ}だの言う声に混じって銃声や悲鳴が聞こえる。
だが聞こえないふり。
虎「平和だな〜」
梟&狐「なー…。っ!」
突如として、梟の頰を掠めた。銃弾発砲音がしないことからサイレンサー付きだろう。
梟「スナイパーか」
垂れてくる血を舌ですくうと、梟は消えた。否、消えたように見えるくらいの速さで走り出していた。
その後同様に虎と狐も走り出す。
ターゲットを失ったスナイパーはそこらを探し回るが誰もいない。
必死に探すがそれは、
梟「みぃーつっけた」
その一言と、銃声により無駄となった。
他所でも同様の音が聞こえ、しばらくしてやんだ。要するに、何人かいてそのうちの一人だけを梟は倒したのだ。
虎「おーい生きてる?」
狐「生きてるよー」
梟「1人しか出来なかった」
あまり良いとは言えない会話をしていたら、ある部屋にたどり着いた。
ドアには鍵がかかっていて、表札のようなものは見当たらない。
虎「開けるか…」
そう言ってノブに手をかける虎。すぐに音がしてゆっくりと扉が開く。中からはこちらに銃口を向ける音がする。どうしようか悩んでいると狐がとても悪い顔をし、爆弾を取り出す。
梟「すとぉぉぉぉぉっぷ!」
狐「えっ?」
虎「お前ばっか!んなのやったらデータも全部吹き飛ぶやろぉ!」
狐「あー…。さいでんなぁ」
自分たちのデータの消去はあらかた済んではいるが、ここの奴らが流した情報がないとは限らない。取り敢えず、中を見てみようと言う手筈だったのだ。
狐「忘れてた。笑笑」
梟「っざっけんな。笑笑」
そして振り出しに戻ったのだが、
虎「もう特攻でよくね?」
と言う虎の一言に賛同したのだった。
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あげのり(プロフ) - はるかぜさん» 見ててくれたんだね!!ありがとう (2019年5月21日 22時) (レス) id: 811184b721 (このIDを非表示/違反報告)
あげのり(プロフ) - はるかぜさん» なる早で頑張るぉ!! (2019年5月21日 22時) (レス) id: 811184b721 (このIDを非表示/違反報告)
はるかぜ - to be continued…!してくれないかなーん true endでhappy end ……期待してても良いですか?笑 (2019年5月21日 21時) (レス) id: 321e35c9c5 (このIDを非表示/違反報告)
はるかぜ - 読むの遅れた〜!ごめんねぇ。完結おめでとー!!お疲れさま! (2019年5月21日 21時) (レス) id: 321e35c9c5 (このIDを非表示/違反報告)
あげのり(プロフ) - はるかぜさん» おう! (2018年10月26日 23時) (レス) id: 811184b721 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あげのり | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/raimu2/
作成日時:2017年12月30日 22時