＿＿ Love weather.5 ページ5
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＿＿ 昼休み。
弁当持参派の人達が先に昼ご飯を食べている中、購買派の私と優太は パンの調達に向かった。
“ 今日、何食おーかなー ” なんて考えている優太。
いつも そう言いながら、
決まって焼きそばパンを食べてる。
悩む必要は無い…
はずなのに、毎度毎度、購買部までの階段や廊下で、あれもいいな これもいいなと呟いている。
どうせ焼きそばパンでしょ。
優太の行動は、
結構パターン化してるから
他の人達より予測しやすかった。
購買部まで来るとパンやおにぎり、唐揚げなどが沢山並んでいて、私こそ どれにしようか迷う。
案の定、優太は焼きそばパンを買っていた。
おばちゃんに “ たまごロールちょうだい ” と言うと、手際よく会計をして パンを手渡してくれた。
卵の甘い香り。
『 また焼きそばパン買ってるし 』
優太「 やっぱこれが一番うめぇんだってｯ 」
くしゃっと目を細めて笑いながら、
焼きそばパンを 口いっぱいに頬張る。
もはや、リスかハムスターにしか見えない。
自販機でお茶を買って 中庭のベンチでパンを食べていると、どこからか女子の歓声が聞こえた。
それに驚いて、
お茶を吹き出す優太。
“ もー優太、汚いって ” とティッシュを渡す。
何の悲鳴だったのか気になるけど、今は びしょびしょに濡れてしまった優太の服の方が重要だった。
シミにならないように拭く。
と、少し遠くだったはずの歓声が、だんだんと近づいてきている気がして 不自然に思い 振り向いた。
そこには、
ポケットに手を入れたまま
こちらの方を じｯ と見つめる、
永瀬さんの姿があった。
さっき話していた噂の永瀬廉だと言うのに、
優太は誰か分かっていない様子。
廉「 仲ええの？その隣の…びちゃびちゃの人と 」
明らか私に話しかけるように、
目を向けてきた永瀬さん。
穴があったら入りたいと思いながら頷く。
すると、永瀬さんは…
廉「 このベンチ、三人用やし。
俺も一緒に食べてええやんな？ 」
どしｯ と私の隣に座って、横目で私を見てきた。
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あぐた。(プロフ) - Sさん» コメントありがとうございます。afterstoryは今、下書きをしておりますので、しばしお待ちください！ (2020年1月28日 22時) (
レス) id: b86c6074bc (このIDを非表示/違反報告)
S(プロフ) - 完結おめでとうございます！やっと付き合った2人のラブラブなafterstoryも気になります！ (2020年1月28日 19時) (レス) id: a50c63b20c (このIDを非表示/違反報告)
あぐた。(プロフ) - 箱推しティアラさん» コメントありがとうございます。更新、頑張ります！ (2020年1月25日 1時) (レス) id: b86c6074bc (このIDを非表示/違反報告)
箱推しティアラ(プロフ) - おもしろいし、この作品好きです！読みやすいですよ。更新頑張ってください！ (2020年1月25日 0時) (レス) id: 0d9bac845e (このIDを非表示/違反報告)
あぐた。(プロフ) - さちままさん» コメントありがとうございます。ただ書いているだけで全然語彙力や文章力が無いので…そのように褒めて頂ける事、とても光栄です！ (2020年1月22日 18時) (レス) id: b86c6074bc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あぐた。 | 作成日時：2020年1月19日 19時
