9人のドS〇〇達…【31】

1541 ページ43

薮「お、Aも飲む?」

あ「今日も飲んでるんですか…(笑)」








ﾘﾋﾞﾝｸﾞでは今日も飲み会を開いてる年上組。

やっぱり慣れたり強かったりすると毎日でも飲めるものなのかな。








あ「私はやめときます。」

慧「運動したんだから水分摂らなきゃだよ。」

薮「水分不足の時にお酒飲んだらだめだろ。」

あ「ちゃんと水飲みましたから大丈夫です。」

高「お前ｾｸﾊﾗあしらうの得意になってきたな(笑)」








嬉しくない言葉だけど、さすがに慣れました。

慧君は息をするようにｾｸﾊﾗを言ってくるし、してきますからね。








あ「ｼｬﾜｰ浴びてきます。」








逃げるようにﾘﾋﾞﾝｸﾞを去った。








光「…?…あれ、今って。」

高「しっ、黙っとこう。面白くなりそうだし。」

薮「ほんと最低だな(笑)」








.









.









.









.









.
ｶﾞﾗｯ＿＿＿









あ「…。」

大「あれ、どしたの。」

あ「誰か入ってますよね。」

高「ﾁｯ、気付いたか。」

あ「ｼｬﾜｰの音してましたもん。」








脱衣所に服とかあったし、電気もついててｼｬﾜｰの音も聞こえた。

これで何も気付かずに入る方がおかしい。



でもﾀｲﾐﾝｸﾞ悪かったら着替えてる場面にぶつかるとこだった…。








あ「入ってるなら教えて下さいよ!」

高「面白くなりそうだったから。」

慧「Aも高木に良くつっかかるようになったな〜。」

薮「あんなに怖がってたのにね。」








vampireの姿になってる時とかは流石に怖いけど

日常生活での高木君も涼介君も、そこまで怖いと思わなくなっていた。これが慣れと言うやつ。








ｶﾞﾗｯ＿








知「さっき誰か入ってきた?」

大「A。」








お風呂上がりの侑李が出てきました。

侑李だったのね。








知「なに、覗き?」

あ「すると思う?」

知「まぁしないだろうね。」

あ「うん、しない。」

知「別に入ってきても良かったのに。」

あ「しない。」








.









.









.









.









.
あ「…。」








お風呂に入ったり、1人で過ごす時間が出来ると

" あとどれくらいこの生活が出来るかな "って考えるようになってしまった。




私は顔に出やすいﾀｲﾌﾟだから、暗い顔してるとすぐ皆にばれてしまうから。

基本1人でいる時だけ考えるようにした。







.


.

1542→←1540

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す