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ガタ…
あ「…っ。」
涼「あ、ごめん。起こしちゃったか?」
あ「…ん…。」
頭がボーッとしてて、涼介君の言葉を理解するのに時間がかかって。
開いてるカーテンの外は まだ暗かった。
涼介君が使ってるスマホの画面の明るさにも目が眩む。
枕に顔を押し付け、視界を真っ暗にした。
涼「まだ寝んの?」
あ「ぅ〜…重い…。」
ズシッと背中に重さが乗る。
頭が働いてなかったから、気付くのが遅れた。
少し冷えた涼介君の指先が、私の背中を這い始めている。
.
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あ「っ、ん…。」
涼「…あと2枚あるんだけど。」
あ「え?」
涼「全部使い切らなくて良いの?」
ベッド付近の小さめのチェストの上に、開いたままの箱が置いてある。
起きたから続けよう、と?
あ「…次、来た時とかで良いんじゃないんですかね。」
涼「いつになるか分かんないじゃん。」
あ「いつも勝手に来るじゃないですか。」
とりあえず今は無理…
久しぶりだったから体力面でもギリギリ。
涼「期限切れになるかも。」
あ「…ソレに期限ってあるんですか?」
涼「ある。2日。」
あ「嘘だったら本気で一生しませんよ。」
涼「…。」
無言で、立場が悪そうに目を逸らした涼介君。
これは嘘ついてますね。
あ「嘘ですね?」
涼「…腹減った。何か作るわ。」
逃げました。
.
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.
.
.
そそくさと行ってしまった涼介君。
なんか作るわって…冷蔵庫に材料入ってたかな。
服を着て、軽くベッドとかを片付けた。
…シーツも変えよう。
ガラ…
寝室から出ると、キッチンを物色してる涼介君。
顔だけ出してる私と目が合った。
涼「何か使っていいやつある?」
あ「そもそも何あるかすら分からないんですよね…。」
涼「家主なのに?(笑)」
だって週末は そっちに行けって言われるし…
週末関係なく呼ばれるから、あまり買えないんですもん。
涼「買いに行くか。」
あ「え、今からですか?」
涼「だって目覚めちゃったし する事ないだろ?」
私が持ってたシーツを引っ張り、距離を縮めてきて
涼「ベッドでなら する事あるけど、そっちが良い?」
あ「…買い物行きます。」
.
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山田なの - 私もドSな裏の山田君がみたいです!いつも応援してます!ライブもなくなかなかJUMPにあえないけど!頑張りましょう!自分もそろそろやばいですw (2020年7月27日 19時) (レス) id: b247862a06 (このIDを非表示/違反報告)
Chigirahina0629(プロフ) - ひさしぶりに強めのSな山田くんとのがみたいです!! (2020年7月20日 7時) (レス) id: 3fe1d92778 (このIDを非表示/違反報告)
Chigirahina0629(プロフ) - こんにちは。 (2020年7月20日 7時) (レス) id: 3fe1d92778 (このIDを非表示/違反報告)
りあ - ありがとうございます (2020年7月15日 20時) (レス) id: 80421b20b9 (このIDを非表示/違反報告)
♪くるすけ♪(プロフ) - 山田なのさん» やばいですか!ありがとうございます!笑 これからも楽しんでいただけるように頑張ります!(*´-`*) (2020年7月13日 14時) (レス) id: 118209df58 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:♪くるすけ♪ | 作成日時:2020年2月19日 0時