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story27 ページ27

1時間後くらい

「なぁ、A

話してくれてありがとう。

それと、色々とごめん」

お兄ちゃんは小さくそう言った

顔を見てもまっすぐ前を見つめていた

「あんな?

ほんまは、おかんにA引き取るの反対されててん」

あぁ、やっぱり私は居ないほうがいいのかな。

「でもな?

俺がAを必要として一緒におりたい

そう思ったんやで?」

チラッとこっちを見て恥ずかしそうに笑うお兄ちゃん

「ここからは、俺の独り言だと思ってな?

ええか?」

「わかった。」

「俺がAの存在を知ったのは2009年

まだ、Aが小学6年生のころ

たまたま養子縁組の紙を見てしまってん

そんときはよーわからんくてな?

2013年。関西ジャニーズJrの全国ツアーの時

俺、メグミさんに連絡してん

俺ももう成人する年やしさ?

それでな、Aがどうやって過ごしたかとか

ずっといじめられてたこともお姉さんのことも

悩んでたことも。手首の傷も。

ストレスで声が出なくなったことも

突発性難聴になったことも全部聞いてん」

それを聞いて私は目を見開いてしまった

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ゆきんこ(プロフ) - だいれんさん» そう言ってもらえて嬉しいです。 (2019年4月8日 19時) (レス) id: 6486a1d70e (このIDを非表示/違反報告)
だいれん - ゆきんこさん» 面白いです!! (2019年4月8日 15時) (レス) id: bfe14f6fc5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきんこ(プロフ) - みーちゃんさん» ありがとうございます! (2019年4月7日 17時) (レス) id: 6486a1d70e (このIDを非表示/違反報告)
みーちゃん(プロフ) - 更新楽しみにしています。 (2019年4月7日 17時) (レス) id: 88eeade982 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆきんこ | 作成日時:2019年3月27日 14時

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