Princess Story.3〜I love you〜

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彗「くだらなーい！！」









彗さんは新聞を投げた









ツ「なんで投げるんですかっ。






あ、もしかして作家になった陸くんに









嫉妬してるんですか？」








彗「バカか



あいつはまだ作家じゃない







卵だ卵！！」









ツ「でも本棚にシェークスピアとかあるし！







…ああ！！ロミジュリ！









ロミオとジュリエット！！」







嬉しそうに本を取り出したツバメさん






ツ「意外とロマンチストー！！」








とからかうツバメさんに









彗さんが棒を突きつける








彗「ハムレットもリア王もあるだろ？








僕の本棚に勝手に触るな









俺はお前が持ってるその沈家な夢が









革命の仇となるといっているんだ」








『あっ、そっか







子供のころはみんな芸術家だけど






問題は大人になってからどうするか』







彗「教師は皆









“夢はなに？”








“何になりたいの？”






と夢を持つように教えてくる







だが高校生になると






“夢を見るな”







“現実を見ろ”と教えてくる







みんながどんなに幻想的な夢を描こうが








それは教師から見れば







厄介な“毒”でしかない」

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