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「認めなよー、認めたら楽になるよ？」
「…だよ」
「なあに？」
「そ…だよ」
「聞こえなーい」
「…あぁそうだよ！仕方ないだろ！惚れちまったもんは！」
あの時と同じく、炎が姿を現す。俺の体を包めば、コアラは驚いた顔で「結構本気…？」と聞いてきた。
「それは俺にだって分かんねぇよ！けど無意識に火が出ちまう程度には…！」
「…それは結構本気じゃない？」
「…」
「いいじゃん、1周まわって勢い良くアタックしちゃえば！」
ニコリと笑って親指を立てるコアラ。人の気も知らないで呑気にそう言われると、なんとも言えない気持ちになる。
「参謀総長なら簡単でしょ？女の子の1人や２人くらい」
「どうだか…」
「随分弱気だなあ。Aは割と人気なのに」
「…え」
初耳の事実に思わず焦る。
「そりゃそうでしょ。あのサボくんが見蕩れるぐらいには綺麗だし、優しいし！オマケにそんなに取っ付き難い立場でもないし！」
「じゃ、じゃあ」
「時間の問題だね、Aが誰かとくっつくのも」
ますます焦る。そんな事を言われてしまえば、Aの隣に他の男がいる想像をしてしまう。あの笑った顔を独占出来る誰かがいるのには、耐えられないとまで思った。
「……コアラ」
「なあに？」
「これからは、Aとちゃんと話す」
「うん」
「それと、能力も抑えられるようになる」
「そうだね」
「それから…」
「もう、そういうのは自分の胸の内に秘めておきなよ！サボくんが本気なのは分かったから！」
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モノクロ - 初コメお邪魔します。リクです。夢ちゃんとサボの共闘とかどうでしょうか？あと、この作品大好きです。頑張ってください！ (2022年12月22日 21時) (
レス) @page49 id: 668dfd3812 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：作者 | 作成日時：2022年12月4日 23時
