Ｎｏ．158 ページ29
「洸汰くん、大丈夫だから。
必ず私たちが救けるから！！」
後ろの洸汰くんを
庇うように敵の前に立つ私たち
それを聞いた敵は笑う
マス｢必ず救ける…って？
はぁははは…
さすがヒーロー志望って感じだな。
どこにでも現れて正義面しやがる｣
正義面ねぇ……
マス｢お前はとりあえず、救けることなく
俺に捕まえられて敵こっち側だ
そんで緑谷ってやつだろおまえ？
ちょうどいいよ
お前は率先して殺しとけってお達しだ｣
お前はじっくりいたぶってから
血を見せろ!!｣
「私を捕まえる前にあなたを倒すわ！」
私はロイの力で稲妻を纏った
左っ……！
私は避けてロイの力で殴っただけど……
マス｢あっぶねぇ……な！！」
嘘でしょ！ロイの力で倒れないなんて！
敵の攻撃を受けて叩きつけられた
マス｢あ、いけね。
そうそう。知ってたら教えてくれよ
爆豪ってガキはどこにいる？
一応仕事はしなくちゃあ…｣
勝己くん！どうして！！
狙いは私だけじゃないの！
マス｢よ！｣
ダメ！……目の前のことに集中……
とりあえずこの人を倒してから勝己くんの所に……
マス｢答えは"知らない"でいいか？
いいな？よし、じゃあ…遊ぼう！｣
出久くんと私のお腹に蹴りが入った
マス｢はっはは！血だ！
いいぜ、これだよ、楽しいや！何だっけ!?
必ず救けるんだろ!?何で逃げるんだよ!?
オッカシイぜおまえ!!｣
「ゴホッ！……(今は洸太くんを守らなきゃ)」
集中しなきゃな……
すると今度は足に蹴りが入った
「！！」
私達は倒れていると自慢するかのように言う
マス｢俺の"個性"は筋肉増強！
皮下に収まんねえ程の
筋繊維で底上げされる速さ!!力!!
何が言いてぇかって!?自慢だよ！
必ず救ける!?どうやって!?
実現不可のキレイ事のたまってんじゃねぇよ！
自分に正直に生きようぜ!!｣
すると敵の頭に石が当たる
投げてたのは洸太くんだった
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作者名：Pentas 咲妃 | 作成日時：2019年8月13日 15時
