第84話 ページ39
教室に戻ると、
臣「…何やってたの」
楓「授業サボるなんて珍しいねー！」
「ちょっと、授業受ける気分じゃなくって」
臣「……そ」
楓「そういえば！今日約束忘れてないよね？」
「あー、うん、行けるよ」
それより、岩田先輩との事はどうしようか
今日、言った方がいいのか…
臣「……お前さ、本当に授業受ける気分じゃ無かったのか？」
「う、うん」
臣「…ふぅん、じゃ、それは？」
私の首元を指していう。
「こ、これは…変な虫に刺されちゃって…」
臣「虫、ね」
臣「それって、隆二のこと？」
ぎくっ
バレるの早くないか…
楓「えー、なわけないじゃん！
だって、隆二くん結構酷いこと
言ってたよね？」
「うん！うんうん！だから違うよ！」
臣「虫刺されだったら絆創膏いらねーし
さっさと取れよ」
「………だ、駄目だよ！血、出てるし」
楓「それは酷いなー」
臣「………」
臣「じゃあ俺が剥がす」
「へっ！？あ、ちょっ！」
剥がれた瞬間、真っ赤な華が咲いていた。
最近のことを意味するだろう。
臣「へぇ、これが虫刺され、ね」
か、顔が怖すぎるよ…登坂さんよ…
臣「俺が前つけたキスマークと似てるんだけどなー」
「……」
楓「………(とてつもない空気感…
こういう時は、とりあえず逃げよう←)」
臣「なぁ、これ隆二の？」
「……え、あ、いや、その……登坂だよ」
臣「俺付けたのこっちなんだけど」
「………すいません」
見える。
廊下でくすくす笑いながら見てるあの人
笑ってんじゃねーよ
助けろよ！！
おいっ！←
臣「結局お前は何がしたいわけ？」
「いや、別に故意的にした訳ではなく…」
臣「うん。で？」
で？って…
何も言えないやん…
てかまじで助けろや、おい、隆二さんよ。
「……ごめんってば」
「隆二くんの事好きなわけじゃないし…
隆二くんとは、こ、告白練習付き合ってもら
ってるだけだよ…」
臣「はぁ？お前好きな人出来たの？」
「出来たのって言うか、前から…かな」
臣「そんなの俺が手伝ってやるよ」
「登坂は手伝わなくてイイ」
臣「何でだよ」
「隆二くんも登坂も、ルックスがやばい」
臣「なるほどね←」
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登坂系女子(プロフ) - 3jsbさん» ありがとうございます！！更新頑張りたい所なのですが…私ちょっと今受験生でございまして、無事終ったらまた更新したいと思っています！！ (2018年1月14日 19時) (
レス) id: eabe8b62ee (このIDを非表示/違反報告)
3jsb - この小説すごく面白くて大好きです！更新頑張って下さい！ (2018年1月9日 16時) (レス) id: 385883160a (このIDを非表示/違反報告)
りな(プロフ) - 頑張って下さい！ (2017年8月26日 22時) (レス) id: e1aae47cc5 (このIDを非表示/違反報告)
登坂系女子(プロフ) - りなさん» 本当ですか！？ありがとうございますー！頑張ります！！ (2017年8月26日 22時) (レス) id: 2d1cfc4051 (このIDを非表示/違反報告)
りな(プロフ) - 更新頑張って下さい！この小説大好きです！ (2017年8月26日 9時) (レス) id: e1aae47cc5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：登坂系女子 x他1人 | 作成日時：2017年4月27日 23時
