自由な正義を【ONE PIECE】 (ページ19)

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しばらく海を１人で航海し、無事にスモーカーの船を見つけることができた。

船の横にウェイバーを停めて甲板に飛び移る。

『よっと…永久指針(エターナルポース)持ってきたぜ。スモーカーさん』

突然現れた私に視線が集まる。

ｽﾓｰｶｰ「…A。なぜお前が来た」

甲板に集まった海兵の間からスモーカーが姿を現し、私に問いかけてくる。

『あんたが自分の管轄放置して偉大なる航路(グランドライン)に入るなり永久指針(エターナルポース)寄越せって言うからだろ』

ｽﾓｰｶｰ「お前が来る必要ないだろ。それにお前が来るなんて聞いてないぞ」

『あれ言ってなかったか？』

ｽﾓｰｶｰ「聞いてない」

『それはごめん』

言ったつもりだったんだけどな。忘れ物はこれだったか。

ﾀｼｷﾞ「Aさん！」

スモーカーよりやや遅れて船内から出てきたたしぎ。

言い忘れていたが２人とは本部で会った事がある。

すぐ仲良くなれた。

『たしぎちゃん、元気にしてた？』

ﾀｼｷﾞ「元気ですよ！Aさんはなんでここに？」

『お使いついでにアラバスタまで世話になろうと思って』

ｽﾓｰｶｰ「おい聞いてねェぞ」

『今言った』

ｽﾓｰｶｰ「おい」

本来の目的を言うとスモーカーが文句を垂れ始めた。

『別にいいだろ、なァたしぎちゃん』

ﾀｼｷﾞ「いいですよ！」

ｽﾓｰｶｰ「勝手に決めるなたしぎ！！」

終始文句を言っていたスモーカーだが、たしぎの援護もありアラバスタへ一緒に行ける事になった。

アラバスタは今反乱が起きてる。それにクロコダイルもいる。

何も関係がないとは言いきれない。

クロコダイルが裏で何かをしているんじゃないか。ずっと言っていたのだがだれも聞いちゃくれなかった。

だから自分で確かめに行く。