心に秘めた君への想い～うらたぬき～ (ページ3)

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そらる Side

『なんで...なんで！俺ら悪いことなんもしてない...なのになんで！どうして殺されなきゃいけないんだ！』

志麻「そうだよ...うらたさんも、センラも、まふまふも失った。」

坂田「ぼくたちどうすれば...なんかいい方法でも見つけな...！」

天月「こんなんじゃ生き残ってる、そらるさんも、まーしぃも、坂田も、俺も...みんな歌い手を続けれない...」

『そうなれば、ファンの子たちに悲しい思いをさせてしまう...』

志麻「でも、その前に、俺ら...生きて帰れんかもしれん...」

そうだ、俺らはなんの抵抗もできないまま殺されていく...

ましてや誰も武器を持っているはずもなければ魔法も使えるわけがない。

バンッバンッバンッ！！！

...銃声...？

『は...？えっ...天月、坂田、志麻...？』

坂田「うぅ...痛い...！」

志麻「呼吸が...できねぇ...！！」

天月「そ...らる...助け...て...！」

助けに行きたい、助けに行ってやりたい。

だが、俺の前には...殺人鬼...

『うああああ！！！やっ...やめろぉ...！もうやめてくれぇぇぇぇぇぇぇぇぇ！！！』

ギュッ

俺は怖くて目をつぶった

そこから俺の記憶は無くて...

？「......ぇ......ね......ねぇ！.....る！......そら...！」

今に至る。

声が聞こえる...

俺を呼んでいるのか？

この声は...

？「はやく起きろおおおおおおおおおおお！！！！！！」

96猫「そうだよー。そらるん、いつまで寝てんの？」

『...A、96さん...。』

A「そうだよ。Aだよ。」

96猫「わしだぞい」

『なんでお前らいんの？』

どうしてAと96さんがここに？

俺ら、さっきまで...

ガバァッ！

『...！！おい！まふはどこだ！？天月も、うらさんも、志麻も、坂田も、センラも！みんなどこいった！？』

A「...は？なにいってんの？いるわけないじゃんw」

96猫「ずーっとうなされてたぞ？」

うなされてた...？

『...あぁ、なんだ...そういうことか。あれ、ぜんぶ夢かぁ...夢でよかった...。』

A「何言ってんの？なに？なんか変な夢でも見たん？」

『あぁ、実はな...』

俺は夢で起こったことを全て話した。

『...というわけだ。』

96猫「わぁ～面白い夢w」

A「おぉ...なんとまぁリアルでは怖い夢を見たなぁ～。まあ、夢やけん良かったじゃん！」

『おいおい...呑気だなぁ...こっちは死にかけだったっつうのに...』