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番外 9月7日 ページ19

「やあやあオネーさんたち!急に出て来て驚いたかな?今日は特別な日だから、こうして特別に出て来ちゃったんだ!」


「乱数?お前何カメラ持って喋ってんだ?」


「これはね、オネーさんたちにメッセージを届けてるんだよ!」


「メッセージ?これから生でいくらでも届けられるでしょう?」


「それじゃあ来れなかったオネーさんたちに送れないじゃん!ボクは世界中のオネーさんに送りたいんだよ!」


「世界中は無理だろ。今回はライビュで台湾も追加されたらしいけどな。すげーよな」


「何故他人事なんですか。あなたもライブに出るんですからね?」


「おーそうだった。うっかりしてたぜ」


「あっはは!ボクのポッセは余裕みたいだね!本番までが楽しみだよ!」


「もう物販は並んでるらしいですよ?こっそり偵察しますか?」


「それいいな!あの人数でギャンブルしたら盛り上がりそうだ」


「えー。オネーさんとなら、みんなでデートが良いよ!」


「どちらも却下でしょう。それなら小生の摩訶不思議な朗読会を……」


「あ!カメラの電源切れちゃうから、一人一人メッセージちょーだい!」


「せかせかしてますね……では帝統から先にどうぞ」


「俺か?あー、今夏ですっげー暑いだろうけど楽しんでくれよ!水分補給とか忘れずにな!」


「意外と真面目な……。ではライビュで参戦する方も、室内だからと油断したら駄目ですからね?それと、周りの方に迷惑の掛からない応援をお願いします」


「あれ?そーいう路線?じゃーボクは!今回生で来れなかったオネーさん、オニーさんにも届くよう盛り上がるから!次は絶対生で見に来てね!」



プツンと突然画面が真っ暗になった。



「あれ?消えちゃった」


「電源が落ちたんでしょう。もう動画は良しとして、少し会場の様子でも見に行きましょう?」


「そうだな。理鶯さんにも挨拶しておきたいし」


「んー。じゃあボクもそうしよ!ちょっと準備して行くから先に行ってて」


「ん。じゃー先行ってるわ」



扉の閉まる音。

一息のため息が小さく聞こえてくる。



「さて。とんだ遊戯だが、少しぐらいなら楽しんでも良いだろう。あの女が来なければ良いが……それに寂雷の……ん。あぁ、なんだ。切れてなかったのか。

……じゃあオネーさんたち、今度こそまたね!

今の呟きは、ボクとオネーさんの秘密だよ?」

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設定タグ:ヒプノシスマイク , 飴村乱数   
作品ジャンル:恋愛
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黒羽ひみと(プロフ) - アスカさん» 本当ですね汗。教えていただきありがとうございます!直しておきます。 (2019年10月5日 14時) (レス) id: 451dd01b35 (このIDを非表示/違反報告)
アスカ(プロフ) - すみません。27話から一気に30話になってますよ。 (2019年10月5日 0時) (レス) id: 1b47d3033b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:黒羽ひみと | 作成日時:2019年8月16日 9時

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