【姉さん】に見てほしいだけ

苦しいです… ページ3

ゆずな回想


ス「ねーあんず！今日のレッスンは＿＿＿＿」


『ああ、やっぱり私は、
皆に信頼されてないんだな…』

その時ちょうど、姉さんと目が合った。


姉さんは、まるで見なかったことのように

目を逸らした…


『はぁ、やっぱり、ダメだなぁ』

こんな三つ編み…ダサいメガネ…

オマケに存在感は、うすいし…


いっその事死ん＿＿＿＿＿＿＿＿

パサッ


『あれ？これは…なにかな』


落ちたのは、1枚のメモ用紙だった…



【あんたなんか消えろ!!死んじまえ!!】


あぁ、やっぱりみんなからも

思われているなぁ。


僕は、やっぱり生きていても生きていなくても

変わらないのかもしれない


今日は、金曜日……

みんなにとってはいい日だ。

何故なら、今日が明日は、休みなのだから

僕は、”じさつ"する日だから…ね？


僕が、死んできっとみんなも嬉しいはずさ…


金曜日は、ほんとにいい日だね…





'





'




'



放課後、みんなが帰った…


現在時刻 6：42


あっ、42……

僕が死ぬのを待っている印だ……


メガネは、教室に置いてきた…


僕は、

カーディガンを脱いで




三つ編みをほどいて背の低い僕は…


今から飛びます…







じゃあね……



"みんな"


さようなら


"お姉ちゃん"




僕は、柵を掴んだ落ちようとした…


あんず「ゆずな!!!!何しようとしてるの！

やめて！飛鳥みたいになるのは、やめて！」



あぁ、飛鳥……

懐かしい名前


でも、姉さん…今気づいても遅いよ？


『さようなら……姉さん……』ﾆｺｯ



あんず「ゆずな!!ゆずなちゃん!!」



暖かいなぁ…血の暖かさなのかなぁ？




ﾌﾟﾂﾝ




僕は、ここで意識が切れた…

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