【姉さん】に見てほしいだけ (ページ17)

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衣装ができた！ページ17

ゆずなsibe

ピチ………ピチ……

スズメの泣き声がしてきた……

『ふわぁ……もう朝？』

下に、降りて朝ごはんでも食べよっと

『おはようございます～♪』

一階に降りると衣装が目の前にあった……

『可愛い～♪あれ？ひとつだけカッコいい

感じの衣装があるんだけど』

手紙が付いていた

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ゆずなちゃんへ

そのカッコいい衣装は、ゆずなちゃんへの

衣装です！昨日、良く考えてみたんです…

ゆずなちゃんは、カッコいいので、

カッコいい衣装が似合うのではないかと

嫌だったら、すぐに変えるけど

その衣装の方が貴方のﾞ個性ﾞが

出ているはずです

貴方にとっては、小さな事と思っているかも

知れないけどそれが貴方の取り柄だと

わたしは、思っています‼

最後の決断は自分で決めてください……

　琴美より
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僕は、個性と言う言葉に心がざわついた

そうか……これが僕の取り柄だって…

今まで、取り柄が無くて、姉さんに認めて

貰えなかったけど…

　ﾂﾙｷﾞ
これが僕の剣になるんだって

琴美さん、本当にありがとうございます……

『おっしゃー！燃え上がってきたぜ！』

僕は僕なりに頑張るよ‼

CDをセットしてダンスを始めた

キュ…………タン……タン…

ドン‼‼

『しりもち着いた……痛い……』

それでもダンスをし続ける

いつか、出来るように成るからだ……

だって、

『それが……ﾞ根性魂ﾞだから！』

クルッ

『できた____』

美「良いんじゃなくて？"根性魂"」

有「懐かしいよね…"その言葉"…」

『覚えていたんだね‼美琴も…有紗も……』

美「忘れるわけないでしょ？皆で初めて

頑張った時なんだから……」

僕達が、まだ中学２年だった頃だね……